コーギーは長い胴と短い脚というアンバランスさが魅力の犬種。
中型犬に分類されることが多く、以前から変わらぬ人気があります。
起源は11世紀のウェールズ(イギリス)。
元々、牧畜犬というだけあって、運動能力が高く、アジリティで活躍する子も少なくありません。
・身体の高さ
25.4~30.5cm
・体重
10~12Kg
オス、メス共に標準体重が10Kgを跨いでおり、時に小型犬、媒体によっては中型犬に分類されることがありますが、飼いやすさであったり、体力面、運動量を考慮した場合、中型犬として考えておいた方がいいかもしれません。
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目次
コーギーってどんな性格?
コーギーの性格というと、やんちゃながらも温厚で、好奇心が強いというのが挙げられます。
また、温厚ではあるものの、興奮しやすい傾向があります。
好奇心が強いというのは裏を返すとやんちゃで手がかかる子でもあり、前述の通り、体力があり、なおかつ運動能力が高いため、
・お年寄りの方
・体力が乏しい
・初めて犬を飼う
こういった方にとっては飼っていく上で苦労させられることも。(運動量を必要とするため、散歩の際は特に顕著)
とはいえ、賢い犬種なるので、しつけさえしっかりとしていれば、大きな問題もなく、共に暮らしていくことができます。
※コーギーも個体によって性格の違いはありますが、基本的に上記の特徴を大きく外れることはありません。
コーギーの種類
コーギーはペンブロークとカーディガンの二種類に分かれ、両者で身体つきは異なります。
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
一般的にコーギーというと、ペンブロークを指すことが多く、ペットショップで目にするのも大半がこちらの種類です。
ポッチャリとした体型で、キツネのような鋭い顔つきをしている。
生まれて間もない時期にしっぽを切るのが主流(断尾といいます)。
ウェルシュ・コーギー・カーディガン
カーディガンはペンプロークよりも身体が少し大きく、丸く尖った耳と胴の長さが大きな特徴。
近年、断尾をしない子が増えつつあり、尻尾の有無で判断するのが困難になってきている。
しっぽを切る理由は?断尾の必要性
コーギーというと、しっぽを切るのが一般的ですが、その理由はコーギーは元は牧羊犬で、牛追いをする際、尻尾を踏まれたりされないようにするため。
家庭で飼う以上、そういった状況になることはまずありませんし、近年は動物愛護の考えから、断尾しない風潮になりつつあります。
※厳密に言うと、尻尾を切らなくなっているのはカーディガンで、ペンブロークについては未だに断尾するのが主流。
また、コーギー・ペンブロークは、しっぽがなく、フリフリのお尻が魅力的という考えがある以上、断尾している子の方が良しとされ、愛犬家に人気があったり、より高額な値段で取引されるという事実も。
コーギーの寿命の長さ
コーギーの寿命はおおよそ12歳~14歳。
コーギーの場合、寿命の長さについては生活環境によって大きく変わるとされています。
その最大の理由は太りやすさ。
食欲が旺盛なコーギーは運動量が確保できていないと、瞬く間に肥満体型になり、身体の様々な部分に負担がかかってしまいます。
当然、これによって病気を発症し、寿命は必然的に短くなります。
まとめ
身体的、性格の特徴がはっきりしているコーギーですが、飼う際に注意すべきはご飯の量と体重管理、時に飼うのが大変であるという部分。
逆に言うと、しっかりとしつけや食事管理が出来ていれば、元々は温厚で飼い主にも従順なため、問題なく飼える犬種でもあります。
飼おうか検討しているならば、参考にしてみてください。