スコティッシュテリアはイギリスのスコットランド原産の犬です。
18世紀頃にアナグマやネズミなどの害獣駆除犬として活躍していました。
日本ではかなりマイナーですが、スコットランドでは元気で活動的でいて、とても愛情深い犬として知られています。
他にも好奇心旺盛で頑固な一面もあり、しつけに苦労することもあるという話もありますが、実際のところはどうなのでしょうか?
今回はそんな「スコティッシュテリア」についてお話ししたいと思います。
目次
スコティッシュテリアってどんな犬
スコティッシュテリアは短足でコンパクト、さらには骨太でかなりガッチリとした頑丈な身体つきで、小柄ながらとっても活発で堂々とした犬です。
小型犬ですが、筋肉質で、穴を掘ったり潜ったりするのが大の得意。
多くは黒い毛色ですが、その他に暗い色のウィーンブリンドル等の毛色の子も稀にみられます。
愛称は「スコッティ」で「ア―バンテリア」と言う別名もあります。
その他にも、19世紀にダンバ―トン伯ジョ―ジが名付けた「最後まで抵抗する頑固者」と言うニックネームもあります。
スコティッシュテリアの飼育方法
元気で活発な犬なのでおもちゃで遊んだり、お散歩等でいっぱい運動させてあげる事が望ましいです。
ドッグランなど自由に遊べる広い所で思いっきりリ―ドを外して走らせてあげるともの凄く喜んで遊びます。
ただ、少々、ケンカっ早いところもあるので目を離さないように気を付けて下さいね。
お散歩は1日2回30分位ぐらいが望ましいです。
スコティッシュテリアの毛は硬いワイヤーコ―トなので、1週間に2、3回程度のコ―ミングと3ヶ月に1度位のトリミングが必要になります。
元気で好奇心いっぱいの犬なので、日々のお散歩もたまにはコ―スを変更すると好奇心を刺激してあげるとより一層楽しめると思います。
多頭飼いには不向き
スコティッシュテリアは他の動物に対して攻撃性が強い傾向にあるので多頭飼いは避けた方が無難です。
また、他の動物に対する縄張り意識が強い性格なので、室内での飼育が良いとされています。
ただ、イギリス本国、特にスコットランドの地方では今でも屋外で飼われることが多いですが、日本をはじめとする諸外国では基本的に室内飼育が一般的です。
しつけはしやすい
スコティッシュテリアは決してしつけがしやすいとは言えません。
頑固な性格で、自身の気持ちのままに動く傾向があるので、しっかりとした信頼関係が成立していないと、しつけを始めることもままなりません。
やや攻撃的な面も持ち合わせているので、良い事や悪い事を理解してもらうような気持ちで、気長に根気よくしつけてください。
うまくいかない時でも、怒るというよりも叱るような形で、犬の性格を理解や尊重してあげて下さいね。
知らない人や犬と交流する事で社会性を身につけさせてあげる事が大切です。
スコティッシュテリアの性格
スコティッシュテリアの性格ですが、独立心が強く、好奇心溢れ明るく活動的なので、見知らぬ人にも友好的です。
頑固な一面もありますが、非常に愛情深い忠誠心のある性格の持ち主でもあります。
自意識が強くて、遊ぶのが大好きな反面、知的でかしこい部分も持ち合わせています。
愛情をかけてあげる程、信頼関係が築き心強いパートナ―になってくれると思います。
大きさ
大きさは標準的な体高は25から28cm位。
体重は8~10kg程度で、大きさ的には小型犬に属します。
体格は小柄ですが、愛嬌のある短足で頭が大きくガッチリと骨太です。
丸い胸で筋肉質のコビー型で、頭部は体格に比べて長く、明確なストップで彫りが深いです。
ほどよい長さのしっぽがあり、立ち耳です。
購入はブリーダーから
ブリーダ―から購入すると、実際に見学する事が出来て、どういう環境で育てられているのか、普段の子犬の生活の様子を知ることができます。
ブリーダーから出産日など詳しい情報が聞けたり、飼育方法やしつけ等のアドバイスも聞く事が出来ます。
仔犬の価格
子犬の価格は大半の子が15から25万円程度。
ただ、ペットショップにいることは極端に少ないので、やはりブリーダーから購入することになります。
生後1年経過していると、比較的、安価になりますが、珍しい犬種で供給が少ないので、15万円を下ることはほとんどありません。
まとめ
スコティッシュテリアについてお話ししてみましたが如何でしたでしょうか。
小柄なわりにがっしりと頑丈。元気よくパワフルな面もある堂々とたくましい面もあります。
少しやんちゃなイメージですが、人にはとても忠誠心の強い犬なのでとても可愛らしく魅力的な犬種です。
愛情深く、活発で動く事が大好きな犬なので飼い主が一緒になって沢山、遊んであげたら楽しい生活になりますよ。
スコティッシュ テリアの魅力に癒しを感じてハマるのではないでしょうか。