シュナウザー スタンダードシュナウザー ミニチュアシュナウザー

3種類に分かれるシュナウザー、それぞれの違い、被毛の特徴


シュナウザーといえば近年、テレビで見る機会も増えてきた犬種の一つ。

実際に飼われていることも多い人気の犬種ですが、単にシュナウザーといっても3つの種類に分かれているのはご存じですか?

今回はシュナウザーの種類とそれぞれの特徴、違いについて紹介していきたいと思います。

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シュナウザーはサイズで種類分け

シュナウザーはサイズによって「ジャイアント」「スタンダード」「ミニチュア」3種類に分かれています。

名前にもなっている通り、身体の大きさによって分類され、ジャイアントシュナウザーとミニチュアシュナウザーでは体重に約10倍、体高に約2倍の差にもなります。

遺伝的な疾患によって左右はするものの、平均寿命はミニチュアシュナウザーが最も長くなっています。

基本的に犬というのは小型犬になるにつれて寿命が長くなる傾向がありますが、シュナウザーも例外ではありません。

それでは各種の特徴について見ていきましょう。

ミニチュアシュナウザー


シュナウザーの中でも最も小さいミニチュアシュナウザー。

元々は農場に出没するネズミを捕る用途の犬でした。

特徴的な髭や眉毛は、追いつめたネズミの反撃から顔を守るために残されたものであるとされています。

小型ながら体力強壮で、ミニチュアシュナウザー1頭でかなり広い範囲の農地の見張りができたそうです。

体高が体長に等しいスクェア型で、シュナウザー3犬種の中で最も洗練されたスタイルをもち、筋肉が発達しています。

しつけのし易さ、絶対的な忠誠心、注意深さ、勇気、天候に対する耐久力が高い等、飼育するにあたっての魅力はとにかく多く、最良の家庭犬にミニチュアシュナウザーが選ばれることも少なくありません。

世界的に人気が高い犬種ですが、日本国内で飼われているシュナウザーの大半はこのミニチュアとなっています。

逆に各家庭の居住空間が広い欧米諸国などではスタンダードシュナウザーが人気です。

この辺りは犬をペット、パートナーとして考えているかの違いもありそうです。

体高:30cm~35cm
体重:4.5kg~7kg

関連記事:ミニチュアシュナウザーの性格、成犬時の身体の大きさ、飼いやすい理由とは?

関連記事::ミニチュアシュナウザーの歴史~犬種としての魅力をくまなく紹介!

ミニチュアシュナウザーの被毛

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ミニチュアシュナウザーの被毛の色で最も多いのがグレーと白のソルト&ペッパー

ペットショップに流通している子の多くがこの色の被毛をしていることもあり、ミニチュアシュナウザーの象徴のようにもなっています。

事実、ミニチュアシュナウザーの代表的な毛色とされ、全体の9割以上を占めます。

頭部・背中・おしり周辺の被毛は硬く密集しているのに対し、顔周りと足先は柔らかいです。

近年は様々な毛色のミニチュアシュナウザーが世に登場しており、次いで多いのが「ブラック」

全身が真っ黒な被毛ですが、胸にホワイトの班があるものも多く、また、他の毛色と比べると年齢と共にグレーに変色しやすいとされます。

次に、体全体はブラックで口周りやまゆ毛、胸、足などにホワイトの毛色が入る「ブラック&シルバー」

所々に白色が入るため、ソルト&ペッパーに比べると柔らかい印象をもつかもしれません。

またカラーでもっともレアなのが「ホワイト」

最近になってから国際畜犬連盟でも承認されたカラーですが、価格相場も高めです。
全身純白で他の色のシュナウザーよりも毛は柔らかく細いので毛量が少なく感じます。

 

ちなみに、シュナウザーの毛色は子犬の時期が濃いめで、成犬になってから薄くなることがよくあります。

「ブラック」「ホワイト」はそれぞれ漆黒、純白で他の色が混ざらないものが良いとされていますが、成長の過程で毛色がどのように変化していくかは、その時になってみないと分からないというのも事実。

色合いがはっきりとしていると美しく目を引きますが、仔犬の段階での毛色はあまりこだわる必要はないのかもしれません。

スタンダードシュナウザー

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ミニチュア・スタンダード・ジャイアントと3種あるシュナウザーのオリジナルがスタンダードシュナウザーです。

今でこそミニチュアシュナウザーに人気の座を明け渡していますが、古くは最も知られた存在でした。

ドイツ語で「ひげ」を意味するシュナウザーは14世紀ごろの南ドイツ原産。
ネズミやイタチなどの駆除、輸送時の家畜の誘導、小さな荷車を引くなど、使役犬として様々な働きを見せていました。

スタンダードシュナウザーは、その賢さと警戒心の強さ、主人に対する忠実さをかわれて、第一次世界大戦では伝令犬や救護犬として情報伝達の役割を与えられるほどの優秀さを持っています。

体のつくりも頑健でシャープ。
勇敢さと従順さを兼ね備え、番犬気質も残っています。

家庭犬として迎える場合は、無駄に吠えることのないようしつけをしっかりと行う必要があります。

とはいえ、スタンダードシュナウザーは訓練能力が非常に優れており、忠誠心も高いので、コミュニケーションを通して、しっかりとしつけを行えば、特に難しいことはありません。

体高:45cm~50cm
体重:14kg~20kg

関連記事:実は超希少犬、スタンダードシュナウザーってどんな犬?性格、被毛、ミニチュアシュナウザーとの違いは?

スタンダードシュナウザーの被毛

スタンダードシュナウザーの毛色バリエーションは「ソルト&ペッパー」「ブラック」の2つのみ。

後発的にブリーディングされたミニチュアシュナウザーと比べると、少なくなっています。

他のシュナウザー同様に被毛は密生しており、硬い上毛と短く柔らかい下毛からなるダブルコート。

ミニチュアシュナウザーと比べると顔周りの被毛が発達しており、長い眉毛と髭は彼らならではの特徴といえるかもしれません。

顔周辺はざらざらとした手触りですが、足回りや体の下部の被毛は長く、ふさふさとしています。

ジャイアントシュナウザー

シュナウザーの中でも最も大きなジャイアントシュナウザー

体の大きさや毛色以外は、他の種類と同様の特徴を持っていますが、使役犬としての役割の違いがあります。

主にネズミ獲りを目的としていた他のシュナウザーとは違い、このジャイアントシュナウザーは牛を追う牧畜犬としての活躍を見せていました。

そのため、性格は大人しいものの感覚は鋭敏で、猟犬だった時の名残からか大胆さも持ち合わせています。

頑丈な体格と頼もしい性質、そしてどのような天候にも適応できる被毛を持っているおかげで、どんな地域においても活発にさまざまな仕事をこなすことができる犬種です。

知性と忠誠心、穏やかかつ忍耐力を持つため、古くから警察犬や軍用犬としても活躍しています。

ペットとしての歴史が長いミニチュアシュナウザーと比べると独立心が高く、自らの考え・判断のもとで行動することが多いです。

賢いが故、しっかりとしたしつけや接し方が求められる犬種でもあります。

※小型犬に人気が集まる日本では滅多に目にかかることはなく、飼育するには限られたブリーダーを探して購入するしかありません。

体高:60cm~70cm
体重:35kg~45kg

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ジャイアントシュナウザーの被毛

ジャイアントシュナウザーも、スタンダードシュナウザー同様に毛色は「ソルト&ペッパー」「ブラック」の2種類です。

一つ異なる点として、ジャイアントシュナウザーに関しては「ブラック」が主流の毛色であるということ。

全体で見てもソルト&ペッパーの個体は多くありません。

被毛構造については他のシュナウザー同様、上毛と下毛からなるダブルコートとなります。

ただ、身体つきが他の種類よりも筋肉質なこともあり、触ると固い印象があります。

まとめ

シュナウザーは犬の中でもとりわけ賢く、時には私たちの上手を行きます。

何とか自分の思い通りにしようとして、色々な方法を考えつき、 「ここまでなら怒られないかな」と飼い主を試そうとすることもあります。

いたずらも幼いときはかわいいものですが、リーダーシップを発揮するのを忘れないでください。

ただ、賢いということは、しつけをしやすいということでもあります。

頑固になることもありますが、しつけが楽しいと進んで覚えようとしますし、しっかりとしつけができれば、何の問題もなく飼うことができる犬種です。

特にミニチュアシュナウザーは従順で飼いやすいとされており、初めて犬を飼うご家庭に選ばれることも少なくありません。

これから犬の飼育を考えている方には是非とも選択肢に入れていただきたい犬種でもあります。

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