小柄な体格ながら、とてもやんちゃで活発なパーソンラッセルテリア。
彼らの持つ魅力を存分に引き出してあげるためには、いくつか飼育のポイントを知っておかなければなりません。
パーソンラッセルテリアってどんな犬?
引き締まった筋肉質な体を持ち、特に脚がすらっと長いのが特徴で、小型犬ではありますが、その体から繰り出される運動能力は非常に高く、とにかく動くことが大好きです。
また、可愛らしい垂れ耳や短い尻尾もチャームポイント。
よく似た犬種に「ジャックラッセルテリア」という犬がいますが、実は両者は元々は同一種であり、より元の姿に近い形にとどめられたのが、パーソンラッセルテリアです。
元が同一種なため、両者は見た目・性格ともそっくりですが、見た目に関して言えば、パーソンラッセルテリアの方がやや大きく、手足が長くすらっとしています。
ただ、まだどちらも犬種としてはとても歴史が浅いので、国によってはどちらもそれぞれ公認されているケース、同一種としてどちらか片方だけ公認されているケースなど様々。
日本では、オーストラリア経由以外のジャックラッセルテリアは、すべてパーソンラッセルテリアということになっています。
パーソンラッセルテリアの飼育方法
パーソンラッセルテリアは飼い主によく懐き、一緒に過ごすことが大好きです。
そのため、長時間一人で留守番をさせるような状況や、屋外での飼育はおすすめできません。
基本的には屋内飼育で、家族の誰かが常に家にいてあげられるような環境が望ましいでしょう。
そして、パーソンラッセルテリアの飼育において、最も注意したいのが運動量です。
彼らは小型犬ですが、だからといって油断してはいけません。
パーソンラッセルテリアはとても運動が好きなため、一日2回各30分ほどの散歩が必要になります。
また、時々公園やドッグランなど思いっきり走り回れる場所でストレスを解消させてあげましょう。
運動不足はストレスになり、様々な弊害を引き起こします。
パーソンラッセルテリアのしつけは根気がいると言われていますが、運動好きな性格を利用して、ボール遊びやおもちゃを使ったしつけを取り入れるのがおすすめです。
被毛の手入れについては、1日1回軽くブラッシングを行ってください。
短毛ですが抜け毛は多いです。
その都度念入りにブラッシングする必要もありませんが、長期間放置すると皮膚トラブルにつながることがあります。
どんな性格?
パーソンラッセルテリアの性格を一言であらわすならやんちゃです。
非常にエネルギッシュで活動的な性格をしており、好奇心旺盛なのも手伝って、少々落ち着きがないように見えることもあります。
そのため、番犬にしたり、長時間留守番をさせる環境には向いていません。
我慢が苦手なのでしつけには苦労するかもしれませんが、その反面、愛嬌たっぷりで飼い主に献身的な一面を見せることもあります。
甘えん坊な子も多いので、飼い犬としっかりコミュニケーションが取りたいという人に向いているとも言えます。
他の犬や子供に対しても友好的なので、先住犬がいる場合やお子さんがいる場合でも安心。
ただし、しつけをきちんとしておかないと、奔放な性格が災いして逆にわがまますぎたり攻撃的になってしまうケースもあります。
しつけは難しい?
パーソンラッセルテリアのしつけは、経験者ですら音を上げそうになると言われるほど、根気と忍耐が必要です。
パーソンラッセルテリアの場合はやんちゃな性格が災いして、しつけの最中にも他のことに気を取られたり、ジッとしていられなかったり。
ただし、基本的には賢い犬種なので、飼い主が根競べに負けさえしなければ、しっかりとしつけを覚えてくれるはずです。
ボールやおもちゃなどの遊びをしつけに取り入れたりしつつ、一貫した態度で忍耐強くしつけを行いましょう。
タイプ的には「褒めて伸びる」タイプなので、うまくできたらしっかりと褒めてあげてください。
逆に出来なかったからといって威圧的な態度をとってしまうと、素直に言うことを聞いてくれなくなります。
大きさ
体高:28~38㎝
体重:6kg~8kg
骨太で筋肉質ながっしりした体型をしているため実際よりも大きく見られがちですが、分類的には小型犬になります。
子犬の販売価格
子犬の販売価格の相場は、約20万円前後。
国内にはブリーダーがほぼおらず、海外からの輸入がほとんどなため、価格はやや高めです。
寿命
パーソンラッセルテリアの寿命は13~15年。
小型犬としては、平均的な長さです。
また、運動量が必要な犬ということもあって、日常的に運動量を確保してあげることで長生きにつながってきます。
まとめ
パーソンラッセルテリアは、小型犬でありながら、大型犬にも劣らない運動能力を持った犬種です。
「大型犬は飼えないけれど、一緒に運動ができるような犬種が良い」という人には、パーソンラッセルテリアをおすすめします。