ミニチュアシュナウザー

ミニチュアシュナウザーの性格、成犬時の身体の大きさ、飼いやすい理由とは?

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ミニチュアシュナウザーとは一回り身体の大きいスタンダードシュナウザーとアーフェンピンシャーをかけあわせて生まれた犬種です。

ドイツ原産の犬の中では屈指の人気を誇り、世界中でも飼育頭数がかなり多いミニチュアシュナウザーですが、日本国内でも根強い人気があります。

2011年に放送されたドラマ、「マルモのおきて」で話す犬として登場したことで、世間でも完全な認知度を得ることになりました。
今回はそんなミニチュアシュナウザーの性格や身体の大きさ、寿命といった特徴について紹介していきます。

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世界的に人気のミニチュアシュナウザー

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ミニチュアシュナウザーという名前ではありますが、テリアグループに分類されています。

実際のところはテリアの血統は一切入っていませんが、毛質の硬さ、狩猟本能を持っていたりとテリア種らしい特徴も見られます。

歴史は浅く、19世紀後半にネスミ捕りのためにドイツで生み出されました。
以後、世界に広まっていったのですが、中でもアメリカ国内での人気は特に高く、犬種全体でも飼育頭数第三位に入るほど。

ミニチュアシュナウザーが持つ魅力ついてまとめました。
日本はもちろん、世界中で人気があるのにも理由があります.

関連記事:ミニチュアシュナウザーの歴史~犬種としての魅力をくまなく紹介!

ミニチュアシュナウザーってどんな性格?

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ミニチュアシュナウザーの性格は好奇心旺盛で遊ぶのが大好き。
飼い主の顔色をよく伺い、自分が何をすべきなのかといったことを把握しようとする賢い子が多いというのも一つの特徴でもあります。

それは時に人間の脳を持つ犬と評されるほどで、普段の生活でのしつけもしやすく、初めて犬を飼う家庭にもミニチュアシュナウザーはオススメの犬種といえます。

飼い主に従順かつ愛情深い、さらに言うならば甘えん坊な性格の持ち主で、攻撃的な面が見られることもほとんどなく、家族ならば子供とも仲良く過ごすことができます。

テリア種の犬というと気が強い犬種が多いですが、このミニチュアシュナウザーはそういった部分は全く見られません。

ですが、時に頑固な一面があったり、中には警戒心が強く、激しく無駄吠えをする個体はいます。
そういった時は、しっかりとしたしつけによって正す必要があります。

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運動量

小型犬ですが、運動量はそれなりにあります。
理想は一日に2回、朝と夕方に30分ほど行ってあげてください。

好奇心があり、遊ぶのが好きな子が多いので、ボール等を使ったりして遊ぶのがオススメです。

身体は小さいので、遊び方によっては家の中でも十分な運動量を確保することができますが、とはいってもやはり外での散歩の方が喜んでくれるのは言う間でもありません。

被毛の特徴

ミニチュアシュナウザーの被毛は密集した毛と硬い上毛のダブルコート。

抜け毛は少ないのも飼い主としては有り難いポイントといえますが、ブラッシングはこまめにしてあげてください。

放っておくと、毛が絡まったり、悪化すると毛玉になる恐れがあります。

ブラッシングの際に特に気を付けたいのが顔部分の毛。
他の犬種と比べても顔周辺の毛が多く長いので、少しでも絡まっていると、勢いのまま眼球を傷つけてしまう危険性があります。

カット、ブラッシングの時は細心の注意を払うように心がけてください。
また、食事後は口周りの毛が汚れていることが多いので、食後は時間を空けずにしっかりと拭いてあげる必要があります。

被毛の色

被毛の色のバリエーションはいくつもあるミニチュアシュナウザーですが、最も知られているのが白とシルバーの組み合わせのソルト&ペッパー。

全体の9割がこの毛色であると言われており、ペットショップにいる子も大半がこの色の子です。

ご覧の通り、足元、目の上、口周りといった一部のみ、白等の単色となっているのが分かるかと思います。

他にはブラック&シルバー、ホワイトやブラック単色の子もいますが、ペットショップで見かけることはまずありません。

珍しい色の子を購入

珍しい色のミニチュアシュナウザーが欲しい場合はブリーダーから購入することになります。

あらかじめブリーダーに「こういった色の子が欲しい」という旨を伝えておき、産まれてきたら連絡してもらうという方法ですが、なにせ、生まれてくる確率自体がかなりレアなので気長に待つしかありません。

手に入る確率はやはり低いですし、仮に購入するチャンスが巡ってきたとしても仔犬の価格が通常色の2倍以上と高額になります。

成犬の身体の大きさ

体高:30~45cm
体重:4~7kg

体高と体長がほぼ同じで四角い形状に見えます。
この辺りはミニチュアシュナウザーならではの身体的特徴と言えます。

サイズ、大きさでいうと小型犬に分類されますが、筋肉が発達しているため、抱き上げると実際の体重よりも重たく感じます。(雄犬の場合、特に顕著)

なお、シュナウザーは主に3種類に分かれているのですが、日本においてはスタンダードシュナウザーの飼育頭数は増えていないにも関わらず、このミニチュアシュナウザーの人気はぐんぐん上がってきています。

その要因はやはり小型犬で飼いやすいであるということ。

欧米に比べて居住空間が狭い日本では小さいサイズが人気で、逆にスタンダードやジャイアントといった大きいサイズのシュナウザーが飼われることはあまりありません。

関連記事:3種類に分かれるシュナウザー、それぞれの違いと特徴は?

価格の相場は?

仔犬の価格はおおよそ10~20万円あたりが相場となります。

一般的な犬種なので、特に高額にはなりませんが、レアな色の子だと価格は一気に上がります。
また、ショータイプの子は体格や被毛の色のバランスが整っているため、かなり割高になりますが、基本的にペットショップに並ぶ子はペットタイプとなっています。

まとめ

以上がミニチュアシュナウザーの特徴になります。

賢く従順というのは飼う上で特に重要なことで、しつけも容易にすることができる犬種でもあります。
また、全体的に甘えん坊な犬種でもあるので、一緒に過ごせる時間が確保できる方には特にオススメです。

関連記事:ドイツ原産の犬9種~実際にドイツで人気の犬種はどれ?

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