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一人暮らしでも飼いやすい犬種はどれ?選ぶ基準とポイントもチェック!


犬の飼育が可能な賃貸マンションが増えてきたのと同時に一人暮らしで犬を飼う人が増えてきました。

生活を共にするパートナーとして、近年はうさぎやハムスターが選ばれることが増えてきましたが、やはり以前から現在まで犬の人気というのは健在です。

小動物と比べて密な関係でパートナーとも呼べる犬は、やはり魅力的な存在とも言えますね。

ということで今回は一人暮らしでも飼いやすい犬の紹介と、その選ぶ基準などを見ていきたいと思います。

関連記事:検索もしくは上下矢印キーを使って項目を選択してください。 飼いやすい犬とはどんな犬?初心者、一人暮らしが選ぶべき犬の特徴とは

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一人暮らしでも飼える犬種はどれ?


一人暮らしの場合、どんな犬でも飼えるわけではありません。

例えば、一匹でのお留守番が苦手な犬種や、散歩が数時間必要な犬種などは難しいですよね。

一人暮らしでも飼いやすい犬種の基準、ポイントは四つ。

「小型犬である」「しつけがしやすい」「お留守番ができる」「無駄吠えがうるさくない」です。

それぞれのポイントを、理由も含めて詳しく見ていきましょう。

小型犬である


一人暮らしで犬を飼う場合、小型犬というのは必須条件になります。

犬は大型になるほど運動量も必要になりますが、一人暮らしでは毎日の散歩時間を確保することが難しいことも多いです。

その点、小型犬ならば10~20分ほどの散歩で十分な犬種もいますし、毎日欠かさず散歩に行かなければいけないというわけでもありません。
(犬のためには散歩に行くにこしたことはありませんが)

また、犬を飼育するならばペット可の物件に住まなければなりませんが、ペット可の物件でも「犬は小型犬のみ」という条件付きが大半です。

最近ではペット可物件も増えてきていますが、一人暮らしで借りるワンルームマンションとなると、中型犬や大型犬の飼育というのはまず不可能でしょう。

飼育スペース確保の面でも小型犬というのは必須条件です。

しつけがしやすい


しつけがしやすいというのも重要なポイントです。

飼い主家族が複数いる場合と違い、一人暮らしの場合は愛犬に十分かまってあげられないことが多々あります。

そうすると無駄吠えをしたり部屋を荒らすなど、問題行動を起こすことも。

しつけがしにくい犬種の場合、放っておくと家の中が大変なことになってしまうばかりか、周囲にも迷惑をかけてしまいます。

また、お留守番をするならトイレのしつけも早急にしなければならないので、しつけのしやすい犬種というのは欠かせない条件です。

お留守番ができる

一人暮らしで犬を飼う場合、お留守番できるかどうかが一番のネックかもしれません。

家族で住んでいる場合、「家に誰かがいる時間」というのが、ある程度は確保できますが、社会人で仕事をしていると、一日の大半を留守にすることも少なくありません。

留守番できるかどうかは、しつけである程度は解決できる部分ではありますが、犬種によっては難しいこともあります。
この辺りもチェックすべき部分でもあります。

ちなみに、犬の祖先であるオオカミは群れで生活をしていたので、基本的に一人で過ごすということが苦手です。
犬種によっては一人っきりのお留守番でストレスを溜め、問題行動や体調不良を起こすことも。

関連記事:愛犬はお留守番中、一体何をしている?問題行動と対策は大丈夫ですか?

無駄吠えがうるさくない

お留守番ができる犬種だとしても個体差はありますし、仮にしつけが出来ていたとしても、犬というのは時に吠えることはあります。

そこで気を付けたいのが無駄吠えの時のボリュームです。

元々無駄吠えのボリュームが小さい犬種ならば、お留守番の時に無駄吠えを続けたとしても、周囲への迷惑を最小限に抑えることができます。

子犬の頃のお留守番は避けるべき?

子犬はまだ右も左も分からないうちに親兄弟から引き離され、とても不安で心細い状態です。

そんな中、長時間のお留守番をさせるのは不可能に近いでしょう。

無駄吠えや問題行動等のオンパレードになること必死です。
仔犬の頃に、飼い主に十分な愛情をもらえていないと、成犬になってからの性格形成に大きな悪影響を与えます。

私達人間が思っている以上、デリケートな問題でもあります。

他にも、月齢が小さいほど食事の間隔も狭かったり、ちょっとしたことで体調を崩すことがあるので、一匹だけでの留守番には不安要素がつきまといます。

子犬はしつけも十分にできるとは言い難いので、お迎えするのはせめて生後6か月は過ぎた子が望ましいです。

どうしても、まだ小さい子犬が欲しい!という場合は、お迎えしてから1~2週間はつきっきりで留守番の訓練をする必要があるでしょう。

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一人暮らしにオススメの犬種一覧

以上の条件を踏まえ、一人暮らしでも飼える犬種を紹介していきたいと思います。

下記で紹介している犬種は以上のポイントをクリアし、一人暮らしでも飼いやすかったり、実際に飼われることが多い犬でもあります。

トイプードル

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プードルはとても賢く飼い主に従順で、しつけもしやすい犬種です。
また、無駄吠えや抜け毛が少ないのも大きなポイント。
基本的に人が好きでお留守番は苦手なようですが、しっかりとしつけをすることできちんとお留守番が出来るようになります。

関連記事:人気No1のトイプードルは毛色で性格が違う?カットの種類と寿命の長さ、子犬の値段は?

チワワ

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小型犬なので、運動量が少なく散歩に割く時間が少なくて済みます。

また、飼い主に従順でしつけがしやすく、独立心も強いので訓練すればお留守番も比較的すぐ出来るようになると言われています。

ただし、しつけができていない場合は無駄吠えや噛み癖が酷い傾向があるので注意しなければなりません。

関連記事:チワワってどんな性格?各タイプの特徴としつけ・飼う際の注意点

シーズー

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シーズーは穏やかな性格ではしゃぎすぎることも無く、無駄吠えも少ない犬種です。

運動量も多くないので、一人暮らしや集合住宅での飼育に向いています。

ただし、とても寂しがり屋なのでお留守番はやや難航するかもしれません。
一緒にいられる時間は、目一杯かまってあげるようにしましょう。

マルチーズ

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愛玩犬としての歴史が長いため、物覚えが良くしつけがしやすいのが特徴です。

幼少期からたっぷりと愛情を注ぎ、しつけをすることによって、お留守番もしっかりできるようになります。
無駄吠えをすることも少なく、あまり運動量も必要としないので一人暮らしにはおすすめです。

関連記事:マルチーズの飼育、しつけは簡単?性格、大きさ、子犬の価格は?

まとめ

一人暮らしでも飼いやすい犬種のポイントは以下になります。

・小型犬
・しつけがしやすい
・お留守番ができる

近頃はペットショップ等で紹介、販売されることが多くなりましたが、飼いやすいのには、このような理由があります。

ですが、しつけが特に重要な子犬の時期は避けた方がいいこともあるというのは覚えておいてください。

そもそも一人暮らしで犬を飼うということは、寂しさを紛らわすためだと思いますが、家にいる時にしっかりと愛犬と触れたり接したりしないと、愛犬を寂しい思いをさせてしまうことになります。

お互いのためにも、このあたりのことも覚えておいてもいいかもしれません。

追記:
飼い主に従順かつ留守番もでき、身体も小さい豆柴も一人暮らしで飼育する犬として人気です。

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番外編:豆柴の成犬時の大きさ、性格、価格は?購入はブリーダーから!

あくまで柴犬なので、頑固で気難しい部分もありますが、子犬の頃にしつけが出来ていれば、問題なく飼うことができます。
ただし、場合によっては一般的な柴犬と同程度の大きさになる可能性もあります。

関連記事:初めてでも飼える人気の超小型犬5選!日本で人気の理由とは?

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