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アイリッシュセッター

アイリッシュセッターってどんな犬?外見、被毛の特徴、性格、子犬の購入前に気を付けたいこと

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アイリッシュセッターはアイルランド原産で、リッチ・チェスナットレッド、マホガニーレッドと呼ばれる美しい色の被毛を持つ犬種です。

セッター犬の中では最も歴史が古く、鳥猟のために飼育されてきた歴史を持ち、賢く身体能力の高い犬です。

日本では馴染みが薄いアイリッシュセッターですが、ヨーロッパ諸国では特定の国で人気があり、人々と共に生活を送ってきた犬種でもあります。

今回はそんなアイリッシュセッターの歴史、飼い方、性格、大きさ、販売価格、購入方法についてご紹介します。

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アイリッシュセッターってどんな犬?

日本では馴染みが薄いアイリッシュセッターですが、最古の狩猟犬でもあり、世界的な知名度は抜群の大型犬です。

その名前の語源はアイリッシュ=アイランドでセッター=獲物の所在を知らせる伏せを意味であるセットから来ています。

セッター種というのは他にも多くの犬がいますが、このアイリッシュセッターはイングリッシュセッターと人気を二分する犬でもあります。

関連記事:イングリッシュセッターの飼育には運動量確保が必須!性格、大きさ、寿命、気を付けたい病気は?

艶やかな被毛で覆われた美しい容姿は他の大型犬にはないアイリッシュセッターならではの魅力であると同時に優雅さも兼ね備えています。

また、スタミナとスピードを持ち合わせており、猟犬らしく、どこまでも獲物を追う忍耐強さを持っています。

猟犬だったこともあって、飼い主に対する忠誠心が強く、勇敢さも持ち合わせていますが、そのクールなイメージからは想像出来ないほど子供のようにはしゃいだり、やんちゃな面があったりと、見た目とは違うギャップも大きな魅力といえます。

アイリッシュセッターの外見の特徴


アイリッシュセッターの外見の特徴は、誰もが目を奪われる美しい容姿です。

美しく伸びたマホガニーレッドの被毛からは上品な雰囲気が漂い、耳や胸、お腹、しっぽ、足の後ろにある飾り毛によって、エレガントさがより引き出されています

この飾り毛は猟犬であるアイリッシュセッターが猟の際に草や木で体が傷つかないように守る保護の役割を担っていましたが、ペットとして飼われるようになった現代でも、アイリッシュセッターのトレードマークとして引き継がれています。

体型は体高より体長が長く、スリムな骨格と筋肉質な身体をしています。

体高より体長が長くなることで、走る時に足が絡まず、よりスムーズに走ることができるようになっています。

アイリッシュセッターの被毛の特徴

アイリッシュセッターの被毛は、いわゆるシングルコートと呼ばれる下毛のないタイプになっています。

艶のある毛並みは実際に触ってみると絹のような手触りで、陽が当たることで輝き、より美しく見せてくれます。

シングルコートではありますが、抜け毛は比較的多く手入れは必須です。

なお、アイリッシュセッターが持つ美しい被毛は飼い主の手入れによって生み出されるもので、何もケアしない状態では、美しい姿を保つことはできません。

普段の散歩以外にも、被毛のケアに時間と手間をかけてあげられるかというのも飼育出来るか否かのポイントとなります。

毛色の種類

アイリッシュセッターの被毛の色ですが、現在ではリッチチェスナットと呼ばれる濃い栗赤色のマホガニーレッドが主流です。

身体の一部に黒色が含まれている個体はゴードンセッターと分け隔てるという意味もあって、一切、認められていません。

ちなみに原産国であるアイルランド・イギリスではイングリッシュセッターの影響から来ている白色が混じった「レッド&ホワイト」の色も認められています。

「レッド&ホワイト」はイギリスでは多くの個体がいますが、それ以外の国ではブリーディングの都合から、手に入れるのが困難な非常に珍しい色でもあります。

被毛のケア

アイリッシュセッターの魅力である長毛の被毛はシルクのようになめらかですが、そのため毛が非常に絡まりやすくなっています。

また、散歩の時に長い被毛に小枝や葉っぱなどが絡みやすので毎日のお手入れは日課と考えて下さい。

毎日のブラッシングが難しい場合は2日に1回は行うようにしましょう。

ブラッシングの方法ですが、ピンブラシなどで全体の毛の流れを整えて、絡まったゴミなどを綺麗に取り除きます。

被毛がもつれたりした場合には、スリッカーブラシによるケアが最適です。

スリッカーブラシは、針金の先が直角に曲がっており被毛のもつれを取るのに適しています。

アイリッシュセッターは、季節の変わり目の換毛期には抜け毛が増えるので、皮膚病を予防するためにも、換毛期には普段よりも念入りなブラッシングが必要です。

抜け毛対策として、アイリッシュセッターに洋服を着せることがありますが、皮膚のことを考えると長時間着せない方がいいかもしれません。

アイリッシュセッターの歴史

アイリッシュセッターはその名のとおりイギリスのアイルランドを原産とする猟犬です。

18世紀頃、アイルランドの猟師たちは、仕事をすばやくこなし、鼻がよく、なおかつ遠くからでも獲物を見つけてくれる大型犬を必要としていましたが、このような条件をすべてみたす犬として誕生したのがアイリッシュセッターです。

スパニエル、アイリッシュテリア、イングリッシュセッター、ゴードン・セッター、ポインターなどの猟犬やテリアをかけあわせて誕生したアイリッシュセッターは、猟犬のために誕生した犬というだけあって、嗅覚、獲物を捉える洞察力に加え、ずば抜けた運動能力の持ち主として現代まで引き継がれています。

現在も完全なペットとして飼育されるのはもちろん、ヨーロッパ諸国では猟犬としての役割を担っていることも少なくありません。

なお、セッター犬としては後発ともいえるアイリッシュセッターですが、上記のような他のセッター犬と比べても、今や世界的に知名度が高い犬として知られています。

関連記事:セッター犬の種類~それぞれの特徴と魅力を紹介

アイリッシュセッターの飼い方

アイリッシュセッターはとても運動量の多い犬種で、一日中散歩をしても疲れないほどの体力を持っています。

飼育する飼い主として、さすがに一日中、連れて散歩するというのは不可能ですが、少なくとも朝と夕の2回、各1~2時間程度の時間は確保してあげてください。

可能ならば、ドッグランのような走り回ることができる環境が理想ではありますが、身体が非常に大きいため、周囲への配慮が必要になります。

運動不足になるとストレスがたまり、イライラしたり問題行動を起こす傾向があります。
この辺りは大型犬に共通する部分でもあります。

アイリッシュセッターを飼うことを検討している方は放し飼い、十分な運動量を確保するようにしてください。
こういったことを考慮すると、やはり都心部よりも広大なスペースが確保できる郊外での飼育が適していると言えます。

犬種としての性質上、屋外で飼いたくなるところですが、気温の変化への対応が苦手というデリケートな部分も。
夏場と冬場は特に注意してください。

アイリッシュセッターってどんな性格?


アイリッシュセッターは好奇心旺盛な性格をしています。

とて温厚で明るい性格で、飼い主に忠実、社交的な面も持ち合わせています。

幼く甘えん坊で、スキンシップを取りたがる子が多いので、一緒にいてあげられる家庭の方がベターと言えます。
(性格的に見た場合、屋外での飼育は避けてあげた方がいいのかもしれません)

実際に飼育している人からは人間の子どもを育てているような感覚といった話もよく聞かれます。

基本的に穏やかではありますが、鳥猟犬の本能なのか、屋外で小動物を見つけた時は目の色を変えて後を追いかけることがあります。

散歩中の他の犬を追いかけ回すことも大いに考えられるので、あらかじめしつけをしっかりとしておかなければなりません。

しつけは難しい?

アイリッシュセッターは古くから猟犬として活躍しており、飼い主にはとても従順です。
やはり、しつけもしやすい犬種といえます。

しかし、見た目とは違い少し子供っぽく、気まぐれな一面があり、しつけで叱っても落ち込まず飼い主の反応をうかがうようにイタズラをすることもあるので少し根気が必要です。

しつけの方法として気を付けるべきことは、アイリッシュセッターは感受性が強い性格なので、行動を正す際に厳しく叱ったりするのは逆効果です。

子犬の頃からしっかりとしたしつけを行い失敗しても焦らずに気長に繰り返して教えてあげることが大事です。

また、社交的な性格で散歩やドッグランで他の犬と出会うと、警戒心が強い臆病な犬にも「遊ぼう」と寄って行ってしまうことがあり、時に攻撃されてしまうことがあります。

散歩やドッグランで他の犬と出会った時にはしっかりとした管理が必要です。

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アイリッシュセッターの大きさ

体高:58〜69cm
体重:27〜32kg

アイリッシュセッターは大型犬に分類されます。

同じセッター犬であるゴードンセッター、イングリッシュセッター等と比べても、ほぼ同じ程度の大きさとなっているのですが、イギリス諸国で狩猟犬として働くには、この大きさが最も都合が良いという裏返しでもあります。

原産国

・ゴードンセッターはスコットランド
・イングリッシュセッターはイングランド

同じセッター犬に含まれる犬でもフランス原産のブリタニースパニエルは体高こそ同サイズですが、体重が13~18kgと軽いですし、
ドイツ原産のワイマラナーはがっしりとした体つきで体重が40kgを超える個体もいます。

テリア種同様、それぞれのお国柄が出ているといえます。

子犬の価格

約15万円〜22万円

流通が少ない割に安価といえます。

ある程度、成長していると値段は下がり、購入のハードルは下がりますが、反面、しつけの難しさという問題が出てきます。

購入方法

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アイリッシュセッターの購入はブリーダーや里親制度を介して行うことになります。

日本では繁殖頭数が少ないため、流通はほとんどないのに加えて大型犬であることから、ペットショップで購入するのはかなり難しいです。

また、ブリーダーも日本では数が少ないので、欲しいと思ってもすぐに望みの子が手に入ることはほとんどなく、前もって連絡しておき、そこから日時、順番を待たないと購入できないことが多くなっています。

購入前のブリーダーの見極め

子犬を購入する前に、販売しているブリーダーがしっかりとしたしつけが出来るか、販売しているだけでなく、子犬のしつけをしているかを見極める必要があります。

アイリッシュセッターのような猟犬というのは基本的に賢いのですが、だからこそ、しっかりとしたしつけが必要になります。
特に子犬の頃のしつけを間違えると、後々、矯正が難しくなってきます。

販売されている子犬の時期に、いかに正しいしつけがされているかというのは購入後の飼育、世話に影響を与えます。
購入のチャンスが巡ってきたとしても、すぐに購入するのだけは避けておいてください。

安価な場合は要注意

アイリッシュセッターに限らず、同じブリーダーで、生まれた年月がほぼ同じ子が複数頭いたとしても値段に大きな差があることが頻繁にあります。

被毛、柄、身体的特徴によって価格に差が生じるというのは知られている所ですが、アイリッシュセッターの場合、極端に安価な場合は注意しなければなりません。

その理由としてはアイリッシュセッターは遺伝性疾患の多い犬種というのが挙げられます。

安い個体の親が遺伝性疾患を持っている場合、一定の確率でその子にも遺伝していることがあり、あまりにも安い価格で販売されている犬は疾患を持っている可能性があるので、見極めが大事です。

購入前に安価な理由を聞く等して確認する必要があります。

寿命

アイリッシュセッターの寿命はだいたい12~14年程度と大型犬としては長い部類に入ります。

胃捻転など命に係わる病気に気を付ければ、比較的、長生きする種であるといえます。

元々、運動量が多い犬なので、日ごろの散歩や運動によって健康面で大きく左右されます。

寂しがりでストレスを溜めこみやすい性格という面で見ても、普段から共に過ごせて散歩の時間をかけてあげられる家庭向きの犬とも言えます。

まとめ

綺麗な被毛が特徴的で、頭も賢いアイリッシュセッターですが、家庭犬として迎えるにはそれなりの知識と体力が必要になります。

かなりの運動量を必要とするので、都会住みの方や、忙しい方には不向きな犬種です。

見た目だけで安易に選ばないよう注意してください。
飼う場合は、必要な知識を身しっかりにつけるようにしましょう。

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