ビション・フリーゼ

ふわふわ犬、ビション・フリーゼはブラッシング必須!飼育方法、性格、寿命は?


ビション・フリーゼはアフロ犬としても有名な愛らしい見た目をした犬です。

二層にわかれた被毛を持ち、フワフワとしたぬいぐるみのような容姿をし、運動神経も良く、明るく元気な性格が人気で今注目を集めています。

また、被毛を飼い主の好みにカットすることで、様々な姿を楽しめるのも人気のポイントです。

今回は、そんなビション・フリーゼの歴史、飼い方、性格、大きさ、寿命、値段についてご紹介します。

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ビション フリーゼってどんな犬?歴史は?

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ビションフリーゼは、14世紀頃イタリアからフランスに持ち込まれ、17、18世紀にはヨーロッパの貴族や宮廷で愛されたと言われています。

第一次世界大戦、第二次世界大戦で絶滅の危機に追いやられてしまいましたが、フランスのブリーダーの熱意により、個体数を増やすことに成功しました。

ビションフリーゼは原産国はプードルと同じフランスですが、ビションフリーゼの先祖はハーベットという犬と、白い被毛の小型犬との交配で産出されました。

この犬は地中海沿岸部のカナリア諸島テネリフェ島に、スペイン人が持ち込んだということから、「テネリフェ」といい、この犬がビションフリーゼの起源だとされています。

飼育で気を付けたいこと


ビション・フリーゼはしつけもしやすく、とても飼育しやすい犬です。

ただ、骨が細めの犬種なので、室内でも怪我をしないように注意しなければなりません。
大きな段差や、フローリングの滑りなど、できる限り防いであげることが大切です。

膝の病気も多いので、定期的にスキンシップをしながらチェックしてあげてください。

暑さがとても苦手なので、室内飼いが望ましく、真夏は熱中症にならないようエアコンによる温度管理が必要です。
室内で飼うことができない方は諦めた方がいいかもしれません。

ブラッシング

ビション・フリーゼは被毛の量が多く、毛が絡まりやすいので、定期的にブラッシングとトリミングが必要になります。

生後8ヶ月頃からダブルコートになり、毛玉ができやすくなるので、コームやブラシを使い、毎日ブラッシングをしてあげましょう。
ブラッシング怠ると、毛玉やもつれが多くなり、ブラッシングやトリミングの際に痛がってしまう恐れがあります。

一度痛い思いをするとお手入れを嫌がるようになるので、そうならないようブラッシングはなるべく毎日行ったほうが良いでしょう。
トリミングやシャンプーも最低でも月に1回は必要になります。

運動量の確保

大型犬のような長時間の散歩は必要ありませんが、運動不足になると肥満になり病気に繋がってしまうので、適度な散歩は必要です。

散歩は飼い主との触れ合いやストレス発散にもなります。
1日1~2回、10分程度のお散歩に行くといいでしょう。

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性格

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ビションフリーゼは、家族に従順で甘えん坊な性格をしています。
抱っこやスキンシップが大好きです。

陽気でおもちゃ遊びが好きで、無駄吠えも少ないので、マンションなど集合住宅でも育てやすい犬と言えます。
しかし、甘やかしてしまうとわがままになってしまうので、飼い主がリーダーだということを示し、小さな頃からしつけをしていくことが大切です。

大きさ

ビション・フリーぜは、小型犬にわりに筋肉質な体をしています。
大きさにはそれぞれの個体差がありますが、平均的には以下のような大きさになります。

体高:24cm~30cm
体重:3Kg~5Kg

寿命

ビション・フリーゼの寿命は13年~15年。
長生きとされる小型犬の中でも長寿の犬種で、中には20年以上長生きしたビション・フリーゼもいるようです。

長生きするためにはストレスをためず、のびのびと暮らすことが大切です。
見た目の可愛さから、アクサリーのように飼い始める人がいますが、最後まできちんと責任を持って育てられるのか、飼う前にしっかり考えることが必要です。

値段

ビションフリーゼの値段は、親犬の血統や容姿などにより変動はありますが、平均的な相場はおよそ20万円くらいになります。

高く感じる方もいるかもしれませんが、人気の小型犬と比べても、ずば抜けて高いということはありまん。
ビション・フリーぜは長寿でもあるので、上手に飼育する事で人生の長い期間を共に歩むことの出来る犬種です。

まとめ

ビション・フリーゼは天真爛漫で、いつも家族を楽しませてくれます。

飼い主に対しても深い愛情を注いでくれるので、飼い犬としては最高の犬種です。

誰とでも仲良くできる性格なので、番犬にはならないかもしれませんが、愛嬌はどの犬にも負けません。
長生きをする犬種なので、怪我や病気なども覚悟の上、しっかりと考えてから飼うようにしましょう。

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