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ホワイトシェパードの飼育、しつけは本当に楽?性格、大きさ、価格は?

      2017/09/11

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ホワイトシェパードはジャーマンシェパードのブリーディングの際に白い犬を交配に用いて誕生した犬種です。

その後、その白いシェパードの血統は70年以上も引継がれ世界中に広がっていきました。
しかし、世界各国でブリードのテーマがそれぞれ異なったために、体型・色・体質などには国ごとに特徴が見られます。

今回はそんなホワイトシェパードについて紹介していきたいと思います。

関連記事:シェパードの種類はどれぐらいある?それぞれの違いとは?

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ホワイトシェパードってどんな犬?

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本来のシェパードの良さを保持し、ジャーマンシェパードが一般的に背中のラインが極端に傾斜するスタイルであるのに対し、この種は平行的なラインを保っています。

筋肉質で立ち耳・垂れ耳で、肉球や鼻の色はダークブラウン、毛色はホワイトのミディアムもしくはロングのダブルコートです。

性格もジャーマンシェパードより温和で扱いやすく、ペットとして飼われることが多いようです。
ただし、作業犬としての能力も高く、
オーストリアではペットとしてよりも作業犬としての能力を重視した繁殖が行われ、災害救助犬等としても使われています。

産出の歴史

ホワイトシェパードはスイスで作られた新しい犬種です。

ホワイトシェパードの祖先は、警察犬などで知られるジャーマンシェパードですが、このジャーマンシェパードの中に、白い被毛の因子を持つ個体があり、繁殖の過程で白い被毛の犬が産まれていました。

しかし当時、ジャーマンシェパードに白の被毛は認められていませんでした。

そんな事態を憂慮したアメリカやカナダのブリーダーが、白い仔犬だけを集め、毛色を白く固定して作出し生まれたのがアメリカンカナディアンホワイトシェパードで、それがスイスに持ち込まれ、より白く穏やかな性格のホワイトシェパードが誕生しました。

今ではヨーロッパで親しまれています。

少数ながらも日本でも飼育されています

日本では1990年代に輸入されはじめ、愛好家の増加とともに2001年に設立した日本ホワイトシェパード犬協会が、血統証やマイクロチップの管理を実施しています。

JKCでは2004年に、ホワイトシェパードを公認犬種として登録しました。
JKCの2011年犬種別犬籍登録頭数によると、日本における飼育頭数は27頭とされています。

一方、日本ホワイトシェパード犬協会では、原産地や血統で区別することなくホワイトシェパードとして扱っており、アメリカン・カナディアン種も登録されています。

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しつけは難しい?

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しつけは大声で強制するのではなく、静かでありながらポジティブなトレーニングが適しています。

賢い犬種なので、災害救助犬として活躍するほどの高いレベルの作業を身につけることも可能です。

カラダも大きく、運動性能が高いホワイトシェパードは運動することが大好きです。

飼い方のコツとしては、訓練性能の高いところを伸ばし、飼い主も一緒に楽しめるドッグスポーツ、災害救助犬としての資質も備えていることから、探知ゲームなどを日常の遊びに取り入れてみるのもいいでしょう。

ホワイトシェパードとジャーマンシェパードとの違い

ジャーマンシェパードには、遺伝的疾患にかかりやすくシニア期に下半身マヒを起こしやすいという欠点、また大型犬によくある股関節形成不全という股関節がゆるみやすくなる疾患が発症しやすいという欠点がありましたが、このホワイトシェパードはこういったリスクを軽減したことが身体的特徴の1つです。

また精神的特徴として、ジャーマンシェパードよりも柔和な性格に改良されています。

穏やかでおっとりとした性格と、シェパード特有の賢さを持ち合わせているホワイトシェパードは、大型犬でありながら室内飼育ができます。

シェパードはいくつもの種類に分かれているのですが、中でもホワイトシェパードは他のシェパードと比べて攻撃的な部分がなく、大人しいという特徴もあります。
子供や他の犬種とも優しく接してくれますので、多頭飼育にも適しています。

関連記事:軍用犬として活躍するジャーマン・シェパードはしつけが難しい?性格、大きさ、寿命は?

性格

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ホワイトシェパードは友好的で忠誠心が強いです。

したがって、主従関係をはっきりさせれば飼い主に服従し、言いつけを忠実に守ります。
また、ジャーマンシェパードよりも気質は優しいといわれ、攻撃的な面が抑えられています。

賢い頭脳も持つので、指示を先読みすることもあり、飼い主の声のトーン・顔つき・態度から心理を見抜き、飼い主が悲しそうなときにはそっと寄り添うような仕草を見せますし、喜んでいるときには甘えるような行動をとってくれます。

大きさ

ホワイトシェパードは体高が55〜66cm、体重が25〜40kgほどの大型犬に分類されます。

真っ白な美しい被毛、整った顔、引き締まった体、太いシッポが特徴的です。

被毛はダブルコートで、アンダーコートもアウターコートも密集して生えています。
長さによってロングとミディアムの2タイプが存在し、カラーは白色で体全体が一色で覆われています。

寿命

ホワイトシェパードの寿命は、およそ10〜12年といわれていますが、飼育環境により大きく変わります。

大型犬ながら室内で飼われていることが多いため、異変に敏感に気づいてあげられ早めにケアすることができるので、長生きさせることができます。

仔犬の価格

シェパードは約20万円前後で販売されていますが、ホワイトシェパードは少し高く30万円前後での価格が目安です。

ペットショップにいることはなく、主にブリーダーから購入することになります。

なお、ご存じの通り、成犬よりも産まれて間もない子犬の方が価格は高くなるのですが、ホワイトシェパードはほとんど値段の差がありません。

というのも、幼犬時のしつけが特に重要になるシェパードのような犬種は、このしつけが難しい時期を専門家の元で済ましていたということが一つの強みとなります。

事実、シェパードを飼いたいけれど、「しつけに自信がない」、「専門家に任せたい」という人が多いため、成犬の需要というのが非常に大きくなっています。

成長しても値段は下がることが少ないというのには、このような理由があります。

まとめ

警察犬として活躍するシェパードとホワイトシェパードは、色だけでなく性格や行動まで異なります。

ホワイトシェパードは国によって繁殖の目的が異なったため、体型や色味、体質などが微妙に違いますが、温厚で甘えん坊で1匹1匹の顔立ちがはっきり違い、個性が出ています。

その美しい容姿、訓練性の高さ、友好的な性格からヨーロッパでは人気犬種となっています。日本ではまだまだ認知度の低いホワイトシェパードですが、一度は触れてみたい犬種です。

 - ホワイトシェパード, 大型犬