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強面の超大型犬、チベタンマスティフはどれだけ大きい?性格、産出の歴史、しつけは難しい?

      2018/05/25


チベタンマスティフはその名もチベット原産の犬ですが、大型犬の中でも超大型犬といわれる部類に入ります。

番犬や護衛犬、軍用犬として活躍してきたチベタンマスティフですがその大きさと独特な風貌に数々の逸話がある犬でも有名です

今回はそんなチベタンマスティフについて、逸話も交えながらご紹介していきたいと思います。

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チベタンマスティフってどんな犬?


マスティフと名前のつく犬種には「イングリッシュマスティフ」、「ナポリタンマスティフ」、「ピレニアンマスティフ」などほかにも沢山いますが、チベタンマスティフは世界最古の犬種とされていて、これらマスティフの基礎になった親犬とされています。

日本で闘犬として有名な土佐犬も元々は、四国犬にイングリッシュマスティフやブルドッグやテリアなどを交配させており、別名ジャパニーズマスティフとも呼ばれています。

チベット原産の犬で、狩猟タイプと家畜番タイプがあり、狩猟タイプは少し軽量で、家畜番タイプはオオカミやクマのような捕食者を追い払うためにより大きな体躯と強い攻撃性が求められてきました。

大きな体躯でがっちりとしたタイプが護衛犬としてのちに世界に広まっていき、基本的な性質は残しながら、住みついた地域の特性に合わせてそれぞれ独特の特徴を発展させています。

マスティフ系のルーツ犬ではありますが、一見ほかのマスティフとはかなり違う印象をうけ、どことなく愛嬌のある顔で見た目にはあまり恐怖心は感じさせない姿をしています。

産出の歴史

チベタンマスティフの祖先と言われている「古代チベタンマスティフ」は今日見られるチベタンマスティフよりもかなり大きかったと言われ、かのマルコ・ポーロは「ロバと同じぐらいの大きさの犬」と形容したほどです。

チベタンマスティフは、中央アジアの高原地帯で誕生した後、中央アジア全域から小アジア、さらには東部ヨーロッパを経て、最終的に中部ヨーロッパまで生息地域を広げてきました。

アレキサンダー大王に同行していた戦闘犬として知られていたチベタンマスティフは、チベットからヨーロッパまで軍隊に同行して、現在の多くのマスティフの基礎として関わってきました。

チベットではとくに諸外国との交流を避けていたため、チベタンマスティフも純粋が守られましたが、1800年代になってからはイギリスの侵攻によってチベタンマスティフはヴィクトリア女王に送られ世界に広まるようになります。

ステップ地帯やヒマラヤ山麓の丘陵地帯では今でもよく見られ、羊の群れや村を勇猛果敢に守る犬として活躍している一方で、ヨーロッパではショードッグとして活躍していて、ヨーロッパ全土に定着しています。

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チベタンマスティフってどんな性格?


チベタンマスティフは丈夫で頑丈で性格にムラがなく愛情深い犬ですが、感情を表に出すことはなく若干頑固な面もあります。

見知らぬ人にはよそよそしく、いざ縄張り内に侵入者があると警戒心を強めて必要に応じて攻撃的になることもあります。

飼い主には従順で、あちこち動き回ることはなく、日中のほとんどを寝そべっていますが、トレーニングを積めば家庭の護衛犬、番犬としても頼りになる存在です。

しつけの難しさ

とても賢いので物事をすぐに覚えることができます。

成犬になるまでには、3~4年かかりますがトレーニングは早いうちから厳しく根気よく行う必要があります。

根っからの護衛犬なので、特に夜間は警戒心が高まり、吠えたときの声はとても大きく、吠え声を聴けば誰でも恐れをなすほどです。

超大型犬を熟知して飼育経験豊富な場合を除き、一般の家庭犬として飼うのには不向きなところがあります。

大きさ


体高:オス 66cm以上 メス 61cm以上
体重:64~82kg

超大型犬のチベタンマスティフは世界の超大型犬種でも大きい方に入ります。

日本で一番馴染みのある大型犬ゴールデンレトリバーと比べると、体高こそチベタンマスティフに近い61㎝ですが、体重は約半分の29~34kgと、どれだけ大きいのかが、この数字だけでも見て取れます。

骨量が豊富で頭の大きいのが特徴ですが、首回りの被毛のタイプが獅子のようなボリュームのあるチベタンマスティフはさらに大きく迫力があります。

実際に、中国河南省の動物園でライオン展示の檻にこのライオンのたてがみのように首回りの被毛が豊富なチベタンマスティフを入れていたという珍事件も過去にあったほどです。

どこで購入できる?

購入は専門のブリーダーからになります。

チベタンマスティフのブリーダーは日本にはほとんどないので、大型犬専門のブリーダーに問い合わせてみるか、輸入代行しなければいけないなど、購入するのも簡単ではありません。

当然、購入価格も通常の大型犬以上の値になることが多くなっています。

価格

チベタンマスティフは稀少な犬種なため、日本で購入する場合一番安い価格でも100万円~と言われています。

チベタンマスティフにはタイプがあり、大きくわけて首回りの被毛が豊富な獅子タイプと被毛の少ない虎タイプがあります。

獅子タイプはとくに人気が高く、過去には中国の富裕層の間でこの獅子タイプのチベタンマスティフを飼うことがステータスシンボルとされていて、当時数億円もの値がついたとされています。

チベタンマスティフは、一般的な犬の発情期と周期が異なり、発情期が年に1回と少なく繁殖ペースがスムーズではないためその難しさから元々高値になりやすい犬種ではあります。

まとめ

チベタンマスティフはその風貌と大きさから、数億円という値がつくほどの珍しい犬種です。

獅子タイプのボリュームの豊富さによっては、本物のライオンにも見えてしまうその大きさには圧巻です。

日本ではほとんど見かける犬種ではないですし、日本の住宅事情ではなかなか飼えない犬種ですが、ヨーロッパではドッグショーなので活躍しているようなので、いつか生で見てみたい犬種です。

 - チベタンマスティフ