~ワンライフ~ 犬との暮らし、しつけ、飼い方、生活情報など

犬との暮らし、しつけ、飼い方から病気や悩みまで

ティーカッププードルの成犬時の大きさはどれぐらい?性格、販売価格、寿命は?

   

397
ティーカッププードルという犬をご存じですか?

現在、国内で最も飼育されているのは「トイプードル」ですが、ティーカッププードルはそのトイプードルよりも更に小さい人気の犬です。

ティーカップに入った小さくて愛らしい姿が話題となり、その存在が気になる人も増えてきているようですね。

ですが、ただ可愛いからと言う理由で飼育を始めたものの、飼育に意外と手間がかかるなどの理由で持て余してしまう人もいます。

今回はそんなティーカッププードルについてまとめてみましたので、購入前の参考にしてもらえたらと思います。
最後までしっかりと責任を持って飼育するためにも、ティーカッププードルの知識をきちんと頭に入れておきましょう。

スポンサーリンク

ティーカッププードルってどのように誕生した?

398
プードルは元々フランス原産の犬種であり、現在のスタンダードサイズ(体高50~60㎝)が主流でした。

しかし次第に愛玩犬として、より小さなプードルが好まれるようになり、ミニチュアプードルやトイプードルなどが誕生します。

関連記事:6種類に分かれるプードル!性格、身体の大きさ、それぞれの特徴は?

そしてティーカッププードルは、アメリカで「トイプードルよりも更に小さいプードル」として、トイプードルの中でもより小型のものを交配をさせて作られました。

その歴史は十数年ほどととても浅く、正式な犬種としてはまだ認められていません

ティーカッププードルってどんな犬?

400
ティカッププードルは、その名の通りティーカップに入るほど小さいプードルです。

正式な犬種ではなく、「トイプードル」の中でも特に小さいサイズのものをティーカッププードルと呼ばれています。

ティーカッププードルを有名にしたのは、アメリカで発刊された雑誌。

そこに掲載されたティーカップにすっぽりと収まった小さなプードルの写真が話題となり、瞬く間にその存在が世界中へと広まり人気者になったのです。

日本国内でもCMに登場して話題を呼びました。
体の大きさは差はありますが、基本的な性格や毛色、体型などは他サイズのプードルとほぼ変わりがありません

関連記事:人気No1のトイプードルは毛色で性格が違う?カットの種類と寿命の長さ、子犬の値段は?

ティーカッププードルの魅力

399
ティーカッププードルの魅力は、何と言っても身体の小ささでしょう。

そして体の小ささに加え、クルクルとしたぬいぐるみのような体毛と愛くるしい顔。
カラーバリエーションが豊富なのも人気の理由です。

見ているだけでも癒されますが、賢くて人懐っこいので、パートナーとしても魅力的な犬ですね。

また、ティーカッププードルは短命だと言われることが多いですが、他の小型犬と同じく平均寿命は14~15年。
極端に短命だというわけではないので、人間の良きパートナーとなってくれるはずです。

とにかく身体が小さい

ティーカッププードルの特徴は、とにかく身体が小さいことです。
成犬時で体高が23㎝、体重は2kg未満のものがティーカッププードルとされています。

生後半年ほどで成長は止まり、その後はほとんど大きさに変化がありません。

小さいということは愛玩犬としてはかなりのチャームポイントとなりますが、小さすぎるとワクチンの接種ができない、病気や怪我などのトラブルが起きやすいと言った弊害もあります。

抜け毛が少ない

ティーカッププードルはシングルコート(毛の層が2重になっていない)なので、犬の中でも比較的抜け毛は少なめです。

さらに体がとても小さいので、他の犬種と比べると全体的な抜け毛の量も少ないですし、シャンプーも楽にできます。

ただし抜け毛が少ないということは、毛がどんどん伸びてしまうというデメリットも。

巻き毛なのであまり伸びすぎると絡まって毛玉になってしまうので、こまめなブラッシングや定期的なトリミングなど、お手入れは必要です。
できれば毎日、最低でも週2~3回はブラッシングを行ってあげてください。

関連記事:トイプードルの人気のカット・スタイル5種類!料金はどのくらいかかる?

トイプードルの特性を引き継ぐ

プードルはもともと狩猟犬であり、非常に賢く飼い主に従順な犬種です。

その特性はトイプードルにも引き継がれており、もちろんトイプードルを交配して作られたティーカッププードルも同様です。

ティーカッププードルはまだ歴史が浅いため、トイプードルの特性を多く引き継いでいると言われています。
ただし、体質に関しては体の小ささから、トイプードルよりも繊細で弱い傾向があります。

スポンサーリンク

純犬種ではない

「ティーカッププードル」という犬種は、正式に認められたものではありません。

純血種として扱う働きかけもあるものの、現在ではまだ「トイプードルのティーカップサイズ」として扱われています。
そのため、血統書には「ティーカッププードル」ではなく、トイプードルと記載されるので、初めて見た人はびっくりするかもしれません。

また、正式な犬種として認められない背景に、産出が不安定というのが挙げられており、購入時に小さくても、成長して大きくなり、最終的にトイプードルと同じサイズになってしまったという事例も多数あります。

どんな性格?

251
他のプードルと同様に賢く従順で人懐っこい性格で、飼い主に対して攻撃的だったり反抗的だったりすることはあまりありません。

学習能力が高いのでしつけもしやすく、他の小動物や小さなお子さんがいる家庭でも安心して飼うことができます。

プードル全体の特徴として、メスの方が大人しくて飼育がしやすい傾向があるとも言われますが、これは個体差によるところも大きいので一概には言えません。

ティーカッププードルの場合、犬は体が小さい種ほど神経質で臆病になる傾向があるので、そういった部分のケアにはよく気を付けてあげましょう。

特に、家に迎え入れてから数週間の間はとても神経質になっています。
すぐにでも構いたい衝動を抑え、しばらくはケージの中で静かに過ごさせてあげてください。

また、臆病がゆえに飼い主に依存し、甘えん坊になる一面もあります。

学習能力の高さが仇となって、「悪さをしたらかまって(遊んで)もらえる」「吠えれば餌がもらえる」などと悪い方向へ学習してしまうこともあるので注意が必要です。

甘え上手なので、うっかり甘やかしすぎてしまいそうになりますが、子犬の内からしっかりとしつけをすることが大切です。

成犬の大きさ

253
「ティーカッププードル」の大まかな定義は体高23㎝以下ですから、トイプードルの成犬と比べても二回りは小さいということになります。

確かに小さいのですが、中には一生ティーカップに入る大きさのままと勘違いしてしまっている人もいます。
ティーカップにすっぽりと入れるようなのは子犬の時だけで、さすがに成犬になるとティーカップには入れません。

雌雄の大きさの差はほぼなく、一般的に「生後2か月の体重の3~3.5倍」が成犬の目安とされています。(あくまでも目安であり、当然個体差があります)

しかし、ティーカッププードルはまだまだ品種としては不安定で、先に触れた通り、時にトイプードルと同じくらいの大きさまで成長してしまうことも。

また、悪質な販売店やブリーダーの場合、未熟児や栄養不足で体の小さいトイプードルを、ティーカッププードルとして販売している場合もあるのです。

そういった場合には、栄養状態が改善されるとすくすくと大きくなり、本来のトイプードルの大きさに育ちます。

「こんなはずじゃなかった」と落胆する人も多いようなので、ティーカッププードルを飼育しようとする際には、「思ったよりも大きくなる可能性」を常に頭に入れておきましょう。

小さく育てたいがために餌を減らす、なんてことをするのは言語道断です。

販売価格は?

平均的な販売価格は30万~50万円。
毛色や血統によっては100万円を超える個体おり、他のプードルに比べて高めの価格ですね。

なぜそんなに高額なのかと言うと、ティーカッププードルは繁殖がとても難しいのが理由。

小さく小さく改良された品種は、体に様々な問題を抱えているケースが多くあります。
ティーカッププードルの場合は、生理不順や精子が少ないなどの理由から受胎率そのものが低く、体が小さいため一度に出産する頭数も少ないのです。

また、生まれた子犬がティーカッププードルの規格より大きい場合も少なくありません。

高ければ安心と言うわけではありませんが、極端に安い価格が付けられている個体の場合、病気の場合やトイプードルをティーカッププードルだと偽っている場合があるので、注意しましょう。

関連記事:トイプードルがかかりやすい11の病気~それぞれの治療、対処法とは?

購入方法

26
購入はペットショップ、またはブリーダーから直接購入する方法が一般的です。

ただし、悪質なショップやブリーダーに当たると、わざと栄養状態を悪くして小さく見せたりしている場合もあります。
しっかりと生体を観察し、疑問点があれば納得のいくまで説明をしてもらい、信用できると思った相手から購入するようにしてください。

特に、ネットショップなど直接生体が確認できない場合には、慎重になってください。

できれば実績の豊富なブリーダーを選んだり、ティーカッププードルの飼い主さんから情報収集をするのが良いでしょう。

小さければ小さいほど高額?

トイプードルに限らず、成犬になっても子犬のままの可愛らしさを持つ超小型犬というのは小さいければ小さいほど人気です。

ただし、小さい個体を安定して繁殖させるのは難しく、流通がとても少ないことから、仔犬の時期に小さい個体ほど高額になる傾向があります。

「マイクロティーカッププードル」「ナノプードル」などと呼ばれる、通常のティーカッププードルよりも更に小さいものは平気で100万円を超えたりもします。

そして生体価格だけではなく、飼育にかかる費用も比例して増える覚悟をしておかなければなりません。
小さい個体ほど病気や怪我などのトラブルが多く、莫大な医療費がかかるケースもあるからです。

ペット保険も高額になりがち

近年、飼っている犬を保険にかけるというケースが増えてきています。
医療費も決して安くないですし、愛犬にもしものことがあった時のために加入しておくのは正しい判断でしょう。

このペット保険の月々の支払い金額というのは犬種によって異なってくるのですが、ティーカッププードルのような純粋な犬種でない場合、得てして、毎月の保険料が高くなる傾向があります。

これは飼育歴が浅い、病気のリスクが高めというのが主な理由になります。
(同じケースとして、豆柴にも当てはまります)

飼育歴が長い犬と比べると、負の部分、負担は大きくなるというのも購入前に頭に入れておいてもいいかと思います。

まとめ

ティーカッププードルは、見た目が可愛いからという軽い理由だけで飼育できるものではありません。

身体が小さい分病気や怪我のリスクが高く、また思ったよりも大きく成長したという理由から、飼育を放棄してしまう飼い主も少なからずいます。

「小さなティーカッププードル」としてではなく、どんな大きさになっても、どれだけ手間がかかっても、一匹の大切なパートナーとして受け入れられるという人にしか飼う資格はありません。

飼育する前にきちんとティーカッププードルについての正しい情報を頭に入れておきましょう。

関連記事:人気の小型犬ランキング!決め手は飼いやすさ?

 - ティーカッププードル, トイプードル