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セント・バーナードってどんな犬?性格、大きさ、寿命、気を付けたい遺伝性疾患とは?

   

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セント・バーナードは、ワイルドな見た目と穏やかな性格のギャップが魅力的で海外では家庭犬として人気があります。

日本国内での飼育頭数は少ないですが、様々な作品に登場していたこともあって知名度は抜群で、さらには古くから山岳救助犬としても活躍してきた歴史を持ちます。

今回はセント・バーナードの性格、大きさ、寿命といった犬種としての特徴に加え、気を付けたい遺伝性疾患について紹介していきたいと思います。

関連記事:超大型犬6種類はどれも希少犬種!それぞれの性格、飼い方、寿命は?

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セント・バーナードってどんな犬?

St. Bernard with Ball
セント・バーナードはがっちりとした骨格に筋肉質な体をしており、被毛はふわふわとしたダブルコートで覆われています。

大きな垂れ耳と穏やかな見た目がチャームポイントです。

身体能力がとても高く、深い雪の中を何キロでも歩いていくことができる能力を持っています。

もともとアルプスで救助犬として活動してきたため、寒さは得意なのですが、暑さと湿気がとても苦手です。
日本の真夏や梅雨の蒸し暑さはセントバーナードにとって過酷な環境になるため、飼育には細心の注意が必要です。

セント・バーナード誕生の歴史

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セント・バーナードの祖先犬はチベットのマスティフで、ローマ軍によってスイスに連れて来られた犬の子孫だといわれています。

その後、スイスとイタリアとの国境にあるグラン・サン・ベルナール修道院で、17世紀中頃から護衛と保護のために飼われていました。

番犬として活躍する中、探索能力が優れていることが知られ、雪山で遭難した人を捜索するなど、多岐にわたって活躍していたようです。

セント・バーナードは、3世紀に渡り計2000人以上の命を救ったという文献が残っていますが、中でも、もっとも有名なのが「バリー」という犬です。

バリーは生涯で40人もの命を救ったといわれており、亡くなった後、生前の功績が称えられ、街の人々はセント・バーナードを「バリーフンド」と呼んでいたそうです。

様々な作品に登場

セント・バーナードといえば、アニメ「アルプスの少女ハイジ」や「あらいぐまラスカル」、映画「ベートーベン」に登場しています。
街中ではあまり見かけませんが、テレビなどのイメージで知名度も高い犬種だといえます。

いずれの作品でも穏やかな性質のキャラクターとして登場しており、セント・バーナードの犬種としての特徴が出ています。

性格

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雪山で遭難者を助ける救助犬として活動していたセント・バーナードは、温厚で優しく責任感の強い性格をしています。

仔犬の頃は少しやんちゃですが、成犬になるにつれて落ち着いてきます。
他の大型犬同様、幼犬と成犬期の性格のギャップが大きい犬でもあります。

頑固な面もありますが、辛抱強く洞察力にも優れた賢い頭脳を持っており、人間に深く関わってきた歴史があるため、家族に対しても従順でとても誠実です。

しっかりと教えたことは忘れないため、しつけや散歩中のコントロールもしやすいでしょう。
人を襲うような危険もほとんどないので、子供のいる家庭でも飼うことができます。

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大きさ

体高:65~90cm
体重:55~90kg

体高、体重ともに個体差が大きく、中には100㎏を超える個体もいます。

この辺りの成長度合いは子犬の時点では難しいとされていますが、親の大きさから、ある程度は推測することができます。

購入時に見せてもらうといいでしょう。

寿命

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セント・バーナードの寿命は6~10年。

老衰で亡くなることも多いですが、セント・バーナード特有の遺伝性の病気には注意が必要です。

気を付けたい病気

気を付けたい病気、遺伝性疾患は股関節形成不全、軟口蓋過長や気管狭窄になります。

この股関節形成不全とは子犬から成犬になるまでの期間の体重の増加が大きいために股関節が耐えられなくなって変形してしまうというもの。
幼い頃の運動で身体の筋肉をつけることで防ぐことができますが、日本国内では運動量の確保が諸外国と比べて難しいので、発症する頻度はかなり高くなっています。

※これはセント・バーナードに限らず、国内で飼われている多くの大型犬に共通する部分でもあります。

関連記事:犬が気を付けたい遺伝性疾患。命の危険性と症状。なぜ日本で多い?

また、大型犬にありがちな、心臓病などに注意が必要です。
長生きしてもらうために、定期的な検査を受けるようにしましょう。

仔犬の価格

セント・バーナードの販売価格は、およそ15~25万円ほどです。
生後3ヶ月以降は急激に大きくなるため、価格が5~6万円まで下がることもあります。

購入方法

セント・バーナードは、店頭で見かけることはほとんどないので、ブリーダーからの購入になります。
股関節形成不全などの遺伝性の疾患のリスクを考慮すべく、<b<血統や親の健康状態などしっかりと調べておくことが大切です。

近年は里親募集サイト等のネットで探す方法もありますが、特に子犬を探す場合、遺伝性疾患に関してだけでなく、どこまで大きくなるか分からないというリスクがあります。

※先に書いた通り、超大型犬であるというのに加え、身体の個体差が大きいため

居住スペースによほどの余裕がない場合は、ある程度、成長していたり、最終的な大きさが予測できる子を選んだ方がいいかもしれません。

まとめ

セント・バーナードは、大型犬が好きな人から大変人気のある犬種です。

しかし、飼育にかかる費用やスペースの面で、初心者や環境の整っていない方には難しいかもしれません。
大型犬の中では家庭犬としても飼いやすく、おっとりとした優しい性格がとても魅力的なので、条件をクリアできる方にはオススメしたい犬種です。

 - セント・バーナード, 超大型犬