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日本犬は6種類!性格、寿命、しつけ方法に違いはある?

      2016/08/16

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我が国発祥の天然記念物にも指定されている日本犬は全部で6種類。

最も有名なのは柴犬ですが、他にもいくつもの犬種がおり、性格、体つき、ルーツは異なります。

それでは日本犬それぞれの特徴を見ていきましょう。

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日本犬ってどんな性格?

日本犬の特徴というと、飼い主に対して従順であり、時に気難しいというのが挙げられます。

飼い主が愛情を注げば、しっかりと応えてくれるというのも人気の理由とされているわけですが、日本犬ならではの性格的特徴と言われるだけあって、どの犬種でも似ている部分が多く、他の犬種ほど明確な違いはありません。

そのため、飼育する上での苦労、飼いにくさという面で見ると、身体の大きさ、体重の重さに比例するといってもいいのではないかと思います。
(特段、攻撃的な紀州犬は例外!)

なお、日本犬を飼うかどうかは、しっかりと向き合える時間を作ってあげられるかが重要なポイント。
日々の生活に追われ、一人にさせてしまう時間が多くなってしまうのならば、他の犬種を選んだ方がいいだろう。

日本犬にとってはコミュニケーションを取って信頼関係を築いていくというのが、それだけ重要でもあります。

なお、身体の大きさについては、それぞれで異なり、秋田犬のみ大型犬に分類。それ以外は主に中型犬

柴犬の中には小型犬とされる10Kg未満の小さめの子もいるが、基本的に中型犬に分類されます。

ダントツの1番人気!柴犬

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柴犬は日本犬の中でも最も人気の犬種で、中型犬全体で見てもとりわけ根強い人気を誇ります。

現在、飼われている日本犬の80%が柴犬で、近所で散歩している姿を見たことがないという方はおそらくいないのではないだろうか。

歴史自体も古く、縄文時代から人間と生活を共にしていた跡が遺跡から確認されています。
小動物の狩猟が主な仕事とされ、現在でも動くものに対して執着する傾向が強い。

関連:意外と飼いやすい?人気の中型犬は?1位の犬種はこれ!

関連:柴犬は全部で5種類!珍しいとされる山陰柴、美濃柴ってどんな犬?

柴犬の身体の大きさ・サイズ
体高
オス:38~41cm
メス:35~38cm

体重:9~14Kg
平均寿命:12~15年

被毛
被毛は真っ直ぐで硬いトップコートと柔らかく縮れたアンダーコートによる二重被毛。1年に2回毛が生え替わる。
毛色は赤(茶)・胡麻・黒、希に白など

柴犬の性格

柴犬の性格を表す際に真っ先に出てくるのが、勇敢で大胆、主人に忠実という点。
中には頑固で、自分中心の考え方が強い個体も。

信頼関係を築くことが出来れば、生涯、密な関係で生活を共に送ることになります。

逆に警戒心の強さから、他人に冷たく接することが多く、時に絶え間なく吠え続けてしまうことも。
その性格上の特性から、古来から番犬として飼われることが多い。

関連:豆柴の成犬時の大きさ、性格、価格は?ブリーダーからの購入

柴犬のしつけ・飼い方

飼い主に対して従順であるが故、密なスキンシップ、コミュニケーションを取るのが重要になる

日本犬、柴犬特有の忠実で従順な部分が垣間見れるのも、飼い主との信頼関係があってこそ。

逆に確立できていないと、警戒心を露わにすることも少なくありません。

性格的に頑固で気難しい部分もあるので、しつけがしっかりと出来ていないと、無駄吠え、甘噛みをするようになります。

特に無駄吠えは柴犬を飼う上で問題視されることが多く、トラブルの元になりかねないので、子犬の段階で、しっかりとしつけておく必要があるだろう

なお、古くは屋外で飼われることが多かったが現在は屋内飼育が主流。
生活を共にする全ての人間と十分な信頼関係を築くためにも、可能な限り、屋内で飼うようにしたい。

秋田犬

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日本犬として、最初に特別記念物に指定された秋田犬。(1931年)

江戸時代は警備犬、19世紀末の明治の頃は闘犬として使われ、身体のサイズは日本犬の中でも大きく、骨格も分厚い

被毛はダブルコートで下毛はやわらかく密生しており、東北出身という土地柄もあって、寒さに強い反面、暑さには弱い。
熱中症に気を付けたい犬種の一つでもある。

参考:犬の熱中症の原因と14つの症状!危険な症状はどれ?

秋田犬の身体の大きさ・サイズ
体高
オス:64~71cm
メス:58~66cm

体重:27~59Kg
平均寿命:11年前後(寿命は短め)

被毛
被毛は下毛と上毛のダブルコートで、耐寒能力に優れる。
毛色は赤、白、虎が一般的。かつては胡麻毛と黒毛の個体もいたが、現在は絶滅状態にある。

秋田犬の性格

忠犬ハチ公でもおなじみ、主人に忠実であり従順。
愛情深さという部分も秋田犬の性格の特徴の一つで、柴犬同様、見ず知らずの人間にはかなりの警戒心を持つ

秋田犬のしつけ・飼い方

身体が大きいが故、飼いやすさという面では他の日本犬と比べても劣る。

闘犬としての本能が残っているため、他人や他所の犬に対して攻撃的な一面を見せることもあるが、小さい頃のしつけをしっかりとしていれば、大きな問題になることはほとんどない。(むしろ、注意すべきは紀州犬)

身体が大きいため、小さい頃から正しいしつけをしておかないと、取り返しのつかないことになります。

紀州犬

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紀州犬は日本犬の中では、とりわけ無駄吠えが少ない
忍耐強さ、勇敢、身体の強さに特徴があり、ハンターの代わりにイノシシを仕留めてきたというエピソードもあるほど。

筋肉質で、身体全体に対して頭部の割合が大きい。

紀伊国(現在の和歌山県)の山岳部で古くから飼われ、イノシシの狩猟などをしていた土着犬を品種固定された。

現在、柴犬に次いで飼育頭数が多い日本犬とされています。

紀州犬の身体の大きさ・サイズ
体高
オス:49~55cm
メス:46~52cm

体重:15~25Kg
平均寿命:13~14年

被毛
硬い直毛の上毛とやわらかく密生した下毛のダブルコート。
毛色は大半が白。稀に虎毛や胡麻毛も。

紀州犬の性格

紀州犬の性格を表現する際、穏やかとされることもあれば、攻撃的とも言われることがあります。

一見、矛盾しているように見えますが、前者の穏やかというのはしつけが出来ている個体が飼い主に見せる部分

一方で、後者の攻撃的というのは、しつけが出来ていなかったり、全くの他人に対して見せる部分と思っておいた方がいいかもしれません。

これは家族とそれ以外の人間を完全に切り離して捉えているという裏返しでもあります。
(紀州犬に限らず、日本犬全体の特徴とも言えます)

飼い主である自分には素直で従順だからといって、他の人にも同じように態度を取ってくれることはほとんどありません。
触れ合う際は責任を持ち、目を離さないようにしなければならない。

また、実際に茨城県では危険犬種に指定されているので、やみくもに穏やかと決め込むのは危険ではないかと考えます。

紀州犬のしつけ・飼い方

紀州犬を飼う上で注意すべきは、しっかりとした、正しいしつけを小さい頃から行うということ。

これは日本犬どころか、あらゆる犬種を飼う際に言えることで、何も紀州犬に限った話ではないのでは?

と考えるかもしれませんが、ここで改めて書いた理由は身体の大きさと日本犬屈指の攻撃性的な性格の持ち主だから。

しつけを間違えて、周囲に迷惑をかけてしまった時、チワワ等の小型犬ならば、

「うちの子がごめんなさいね」

で済ませることが出来ますが、日本犬の場合はそうはいきません。

しつけをしていても絶対に噛まないと言い切れないですし、噛む力も他犬種とは比較にならない以上、飼うとなった時は大きな責任が問われます。

甲斐犬

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甲斐犬は日本犬の中では柴犬の次に小さい

1929年、甲府地検に赴任してきた安達太助によって発見されて以降、保存と対象となり、1934年に国の天然記念物に指定された。

主に被毛は黒色。

胸の幅が狭く足が長いことからオオカミに似ており、動きはとても機敏で、抜群の運動能力を備えている。

甲斐犬の身体の大きさ・サイズ
体高
オス:47~53cm
メス:42~48cm

体重:13~18Kg
平均寿命:14~16年

日本犬の中でも寿命は長い。

被毛
毛色は黒虎毛と中虎毛と赤虎毛とに分かれる。年齢を重ねるに従って虎毛がはっきりしてくることもある。

甲斐犬の性格

甲斐犬についても性格は頑固で気難しいが、主人と決め込んだ相手には、どんなことがあっても忠実で尽くします。

一方で、他人には心を開くことが極端に少ない。
他の日本犬と比べても、この辺りは特に顕著で、「一代一主の犬」とも呼ばれるほど。

幼犬の頃から、いかに接するかが重要になるだろう。

甲斐犬のしつけ・飼い方

素朴で野性味が溢れているものの、賢い犬種でもあるので、幼い頃からのしつけがしっかりとなされていれば問題はない。

忠誠心が強く、従順だが、それもしっかりとしたしつけが出来ている場合に限る。
しつけが落ち着くまでは、必要以上に甘やかさず、毅然とした態度で上下関係を示す必要があるだろう。

運動能力が非常に高いので、普段から散歩の時間はしっかりと確保してあげたい。

四国犬

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古くは土佐犬とされていたが、土佐闘犬とは別品種で混同をさけるために四国犬と改名されました。

1937年、国の天然記念物に指定されている。(ただし指定名は当時の土佐犬)

古くから四国で猟犬として活躍し、体力、持久力優れている。
日本犬の中では比較的、暑さに強い。

四国犬の身体の大きさ・サイズ
体高
オス:49~55cm
メス:46~52cm

体重:15~25Kg
平均寿命:11~13年

被毛
被毛は短めで上毛と下毛のダブルコート。上毛は硬めの直毛。下毛は柔らかい綿毛が密生して生えている。
毛色は黒胡麻色、赤胡麻色が一般的。

四国犬の性格

性格については他の犬種と違いはない。

よその者には、ちょっとしたことで噛みついたり攻撃的な面があるので、散歩の時など、他の人と近づく可能性がある場では注意が必要。

北海道犬

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縄文時代初期、アイヌ民族が北海道へ渡る際に連れていたマタギ犬が北海道犬のルーツとされている。

古くから人間との繋がりがある犬種としても有名。
運動量が必要なので、十分な散歩時間を確保してあげたい。

北海道犬の身体の大きさ・サイズ
体高
オス:47~53cm
メス:42~48cm

体重:15~25Kg
平均寿命:13年

被毛
硬く長い毛と、柔らかく短い毛のダブルコート。
毛色は赤、白、黒、虎、胡麻、狼灰等。

北海道犬の性格

野性味が強く、勇敢で怖いものしらず。
我慢強く、粗食、寒さにも耐えるほど。

日本犬の中では、温厚な性格の持ち主の個体が多く、攻撃性も強くない。

まとめ

以上が日本犬それぞれの特徴、性格になります。

身体の大きさこそ大小の差がありますが、性格や被毛等の基本的な部分は冒頭でも紹介した通り、似ている部分が多いというのが分かってもらえたのではないかと思います。

気難しい面、攻撃的な部分がある以上、初心者にはオススメできないというのが正直なところではありますが、しっかりとしたしつけをしていれば、問題なく飼っていくことができます。

我が国の天然記念物でもある日本犬6種、中でも柴犬は比較的、飼いやすいので、個人的にオススメしたい犬種ではあります。

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