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愛犬の肥満は飼い主の責任?肥満の原因&適切なダイエット(体重管理)とは?

      2018/05/20


あなたの愛犬は肥満になってしまっていませんか?

肥満は「肥満=健康に良くない」という認識はあっても、深刻に考えている飼い主は多くはありません。
「わかっているけれどもついつい…」という人も多いでしょう。

実際に動物病院に来院する犬の約50%以上が肥満または太りすぎといわれています。

近年、ペット用スナックなどが、数えきれない程陳列され売られている中、肥満の犬が増える傾向にあるのは、多くは飼い主の不適切な与え方や運動不足によって引き起こされているものが多く、当然、それは飼い主の責任とも言えます。

肥満は寿命を縮めます。

肥満にさせないことは、飼い主だけが愛犬の長生きのためにしてあげられることです。

楽しい時間を一日でも長く過ごせるよう、肥満の原因をしっかり理解して体重管理をしていくことが何より大切です。

犬が肥満になるということ


肥満とは、脂肪細胞に過剰な脂肪が蓄積している状態を指します。

適正体重を15%以上オーバーすると肥満とみなされますが、現在、日本の犬の3頭に1頭が肥満または太りぎみと言われ、その数は年々増加傾向にあります。

肥満は肥満症という病気であり、心臓への負担や呼吸器の病気、関節に及ぼす影響などさまざまな疾患を起こすケースが多く、簡単に考えてはいけない病気の1つです。

実際に肥満体型の犬は、標準体型の犬たちより、寿命が短いということがわかっており、肥満犬は約2年の短命につながる調査結果も報告されています。

犬の2年は人間の年齢に換算すると約10年にあたります。
もともと寿命が人間よりも短い犬の2年間というのは、とても大切な時間だということがわかりますね。

肥満の原因


肥満にはいくつかの原因があります。

1.食べすぎによるもの
2.運動不足によるもの
3.去勢・避妊手術を受けたあとのホルモンバランスの変化による食欲旺盛によるもの

これらによって肥満は引き起こされるわけですが、すべての原因において共通して確実に言えることがあります。

それは、愛犬は自分で太ることはできないということです。

飼い主が愛犬を太らせるのです。

犬や猫に限らず、動物が痩せるか太るかは、その動物が「摂取したカロリー」と「消費したカロリー」のバランスで決まります。

犬種や個体によってばらつきはありますが、一般的に犬は食事を与えれば与えた分だけ食べる習性があります。

それぞれの原因について、掘り下げて見ていきましょう。

原因1 食事の量


最も考えられる肥満の原因が食事の量です。
愛犬に与えるご飯の量やご褒美のおやつが、いつの間にか一回に与える量も回数も増えていませんか?

大きさにもよりますが、1日に必要なカロリー摂取量は人間と比べると、犬はとても少ないです。

1日のカロリー必要量
成人男子 2500Kcal
成人女子 2000Kcal
5Kgの犬 350Kcal

肥満にさせないために・幼齢期編

愛犬を肥満にさせないために、最も重要で基本的なことは幼齢期の時から余分な食事を与えないことです。

おやつなどを小さなころから与えすぎると、脂肪細胞の数も増えて成長していきます。

成犬になる前に、脂肪細胞の数を増やしてしまうことで、「太りやすく痩せにくい体質」を作ってしまします。

一度増えた脂肪細胞は減らすことはできません。

幼齢期は成長過程でも最も大事な時期にあたるため、バランスの取れた総合栄養食をしっかり食べさせることをさせなければなりません。

幼齢期に関してはおやつは基本的に不要です。

成犬期編

成長する時期が過ぎると骨格がそれ以上大きくなることはないため、愛犬の1歳の体重が今後の体重管理の目安となります。

1歳時の体重を維持していくような食事管理を心がけましょう。

エネルギー量が活発な時期なため、食事量も与えれば与えた分食べてしまいます。
成犬期には、しつけやご褒美、デンタルケアなどのガムを与える機会も多くなるでしょう。

まずは、フードの量と与え方にルールを決めて管理し、主食の10%以内にしつけやご褒美のおやつを充てるようにしましょう。

ここで肥満にさせないことが後の寿命にもつながってきます。

肥満にさせることで、徐々に年齢とともにそれを引き金に別の疾患が現れるようになってきます。

成犬期は体重維持期でもあるため、このときに与える間食の種類にも注意が必要です。
ご飯の味を上回るおやつを与えることは、ご飯を食べなくなる原因になります。

これは高齢期になって食事を食べてくれなくなる要因にもなり栄養バランスの崩れにもつながってきます。

おやつや間食を与える場合には、皮膚や被毛を健康に保つためにも、自然乾燥したものやシンプルなおやつを与えるようにしましょう。

食事は置き餌ではなく、決められた量を都度出すようにしたほうが管理もしやすいです。

高齢期に大事なこと

老齢期の食事は基本的には維持期と同じですが、見えないところで体内での衰えは始まってきます。

消化率が悪くなってきたり、運動量が少しずつ減ってきます。
定期的な体重測定と体調チェックで、食事の質と量を考えてフードを切り替えていくことも必要になってきます。

生活習慣病にかからないためにも、適正体重の維持がなによりもポイントになります。

それには適正な食事と適正な運動が必要です。

原因2 運動不足

肥満の原因で次に多いのが運動不足です。
犬には、太りやすい犬種と言われている犬種があります。

例えば過去に牧羊犬、狩猟犬だった犬種というのは、私達が想像している以上に運動量が多い犬種です。
※ペットとして飼われるようになったからといって、牧羊犬、狩猟犬の遺伝子は当然、残っています。

犬にとっての楽しみは、決して食事だけではありません。
飼い主自身が愛犬に与えているものが「フード」や「おやつ」だけにはなっていませんか?

「スキンシップの時間」を与えることもまた愛犬の喜びであり楽しみです。

運動量が少なかったり、必要以上に食べてしまっている場合は、どんどん肥満になっていきます。

ぜひ、おやつをあげる前に、一緒に遊んであげてください。

そうすれば運動にもなり、お散歩から帰ってきた後には、ご飯とお水を美味しそうに食べて飲んでくれるでしょう。

原因3 避妊・去勢した犬

避妊・去勢手術をした犬や猫は、ホルモンバランスの変化によって、手術をしていない犬や猫に比べて必要なエネルギー量は減少しますが、食欲という部分では増加してしまうため、どうしても太りやすくなります。

犬は避妊・去勢手術後の1ヵ月間で、平均約22.5%食事量が増える上、避妊・去勢手術によって肥満になるリスクが2倍にも上昇するというデータがあります。

1回の散歩の距離を長めにしたり、坂道や階段などのコースを取り入れて運動量を増やしていくことが大切です。

太りやすいと言われている犬種

太りやすいとされている犬種は以下のとおり。

・柴
・アメリカン・コッカー・スパニエル
・ダックスフンド
・ビーグル
・ラブラドール・レトリーバー
・ゴールデン・レトリーバー
・ミニチュア・シュナウザー
・キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル
・ウェルシュ・コーギー

飼い主とのダイエットで肥満を解消


人間にとっても犬にとっても、肥満で良いことは何一つありません。

愛犬の寿命を長くするも短くするも飼い主次第です。
いつまでも笑顔でいられるよう、健やかでいられるよう一緒にダイエットに取り組みましょう。

沢山のドッグイベントに参加してみよう

愛犬とのお出かけは、それだけでカロリー消費につながります。

ドッグカフェだけでなく、アジリティを見に行ったり、ドッグスポーツに参加したり愛犬と一緒にできることを初めてみるのも無理なくダイエットができる1つの方法です。

運動量の確保

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犬の運動量の確保は、人間の都合と犬の都合のバランスで決まります。

運動や散歩が好きなアクティブな犬もいれば、寝ている方が好きなインドア派な犬もいます。

愛犬の性格を踏またうえで、健康のためにも運動量は確保したいところです。

散歩には、社会性を身につけたり、ストレス発散や運動不足解消、筋力の維持、飼い主とのコミュニケーションなどのメリットがあります。

散歩だけでなく室内でも、おもちゃで遊んだりスキンシップをとることで、運動量を確保することはもちろん可能です。

個体差、犬種により違いますが、簡単な目安として運動量を確保しましょう。
「運動量の確保」と難しく考えるのではなく、「愛犬と遊ぶ時間を持つ」ととらえると実践しやすくなります。

運動量の目安

確保したい運動量は犬種ごとで異なりますが、基本的に身体が大きな犬種になるほど、より多くの運動量が必要になります。

・大型犬(朝夕に各1時間くらい)
・中型犬(朝夕に各30~45分くらい)
・小型犬(朝夕に各15~30分くらい)

食事の量を見直す

◆成犬一日あたりの体重別エネルギー要求量(ペットフード協会参考資料)

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愛犬の体重をこの図で照らし合わせると、一日に必要な食事の量(カロリー)が分かります。

一日あたりの必要エネルギー量を目安に、与える食事にどのくらいカロリーが含まれるかで一日の給与量を算出し、それを食事回数で割ると、一回あたりの餌の量が算出されます。

※冬は寒さをしのぐため消費カロリー必要量が高くなるといった季節による変動も考慮する必要があります。

愛犬の体重と摂取カロリーによる、食事の給与量は各メーカーにより異なります。

必ずパッケージを確認して、体重と給与量を確認しましょう。
すでに肥満気味の場合には、理想とする体重の給与量を与えるようにします。

愛犬の普段の生活が活発か活発じゃないかによっても必要な摂取量は異なります。

食事の質は大丈夫ですか?

現在、愛犬に与えている食事の質は大丈夫ですか?

愛犬に合った良い食事を与えているかどうかを見極めるポイントは2つあります。

1.皮膚被毛が健康状態あるかどうか(パサパサしていないかどうか)
2.うんちの状態が良いかどうか

見極めポイント1 皮膚被毛について

健康な皮膚や被毛を保つために、身体の中で様々な仕組みが働いています。

皮膚と被毛の状態は、身体の仕組みがきちんと働いているかどうかの指標、すなわち「健康のバロメーター」であるといます。

体の中がしっかり健康であれば、その栄養分は一番外側の皮膚被毛に届いているといことになり、皮膚被毛が艶々健やかであることにつながります。

見極めポイント2 便(うんち)の状態について

便(うんち)の状態も健康状態を測るバロメーターです。

健康な便は、取るときにペットシートに跡が少し残るくらいで、ティッシュでつまんでも形が崩れなくツヤがあります。

水分量が70%含む状態が普通の便の状態で、消化不良をおこしていたり、健康状態がよくないと水分量が多く、下痢になります。

手作りご飯の栄養素は把握していますか?

必要な栄養素は、体の大きさや品種、成長過程によっても違います。
必要としている栄養素をしっかり摂取することが健康で長生きの秘訣です。

摂取すべき栄養素がバランスよく含まれた手作り食が完璧にできればそれに越したことはありませんが、与えたものが身に影響を及ぼすことを考えると、例えレシピ通りでも、目の前にいる愛犬には、何が足りていて、何が不足しているのかというのはわかりません。

それどころか、作り手である飼い主さんも、出来上がったご飯の栄養素の分量は明確には分からないでしょう。

ドッグフードの利点

その点、ドッグフードはペットの栄養補給と健康維持・増進のために製造されたペット専用の食物であり、愛犬と飼い主さんへは、様々な配慮がなされています。

1.給餌量の設定
2.おいしさ・食べやすさ
3.保存性(賞味期限の設定)
4.表示の分かり易さ(製造国、製造者、目的、栄養分、量等)
5.安全な原料や製造方法

毎日の食生活をシンプルで質のいい総合栄養食にして、与えるものを一定にするということは、逆を言えば愛犬の微妙な体調の変化を見つけやすくするという利点もあります。

いつも違うものを与えたり、おやつやその他のものが多いと、アレルギーや不調をきたしたときに何が原因が突き止めるのに時間がかかります。

ご飯がワンパターンで愛犬が気の毒だと思うかもしれませんが、美味しく、栄養がバランス良く含まれているならば、何も問題はありません。

なお、フードが愛犬にあっているかは、皮膚と被毛の状態で分かりますが、皮膚は常に新しいものに生まれ変わります(ターンオーバー)。

犬の場合、その周期は約21日です。

フードを完全に切り替えてから21日以降に徐々に栄養が届いているかがわかってくるため、約1か月は続けて皮膚と被毛、さらには便の状態も併せて見ていきましょう。

おすすめのドッグフード

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美味しく、栄養素が取れているフードでオススメなのがカナガンドッグフードです。

近年は様々なドッグフードが販売されていますが、中でもカナガンドッグフードはペット先進国であるイギリスの最高級グレインフリードッグフードとして、世界中の愛犬家から絶賛されています。

カナガンでは、“穀物完全不使用”のレシピを採用しており、使用するすべての原材料は、愛犬が栄養を摂取できるものだけを厳選しています。

人工添加物を使わず、犬が本来必要としている栄養バランスを実現

カナガンで使用している原材料は、すべて人間でも食べられるほど、高品質で新鮮なものを厳選しています。

イギリス最高級のグレインフリードッグフード『カナガン』

カナガンの原材料

・骨抜きチキン生肉・乾燥チキン
・鶏脂
・チキングレイビー
・乾燥全卵
・サーモンオイル
・サツマイモ
・エンドウ豆
・人参
・ほうれん草
・ジャガイモ
・海藻
・フラクトオリゴ糖
・グルコサミン
・コンドロイチン
・マリーゴールド
・クランベリー
・カモミール
・オオバコ
・セイヨウハッカ
・アニスの実
・アルファルファ

カナガンの特色

1.良質な動物性たんぱく質を豊富に摂取することができる。
2.犬に負担となる穀物を使用していません。
3.小さな犬でも食べやすいサイズになっています。

グレインフリーへのこだわり

トウモロコシ・小麦・大麦などの穀物は、消化器官の異常や、皮膚のトラブルなど、犬のアレルギーを引き起こしやすいと考えられています。

そして元より、犬は、これらの穀物類を完全に消化することはできません

犬の唾液には「アミラーゼ」と呼ばれる、でんぷん質の炭水化物を分解する酵素が含まれていないため、これらの穀物というのは実際にはまったく栄養価値がありません。

それにも関わらず、従来のドッグフードのほとんどに使用されているのです。

カナガンでは、“穀物完全不使用”のレシピを採用しており、使用するすべての原材料は、犬が栄養を摂取できるものだけを厳選しているため、毎日、安心して与えることができます。

数あるドッグフードの中でもカナガンは決して安い商品ではありませんが、愛犬の健康、栄養面を考えれば、決して高いものでもないでしょう。

愛犬の健康を考えているあなたにとって、非常に有り難く、価値のあるご飯であると言えます。

イギリス最高級のグレインフリードッグフード『カナガン』

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